ここから本文です

高校野球群馬大会開幕 雨で順延 33年ぶり開会式のみ

上毛新聞 7月10日(日)6時0分配信

 第98回全国高校野球選手権群馬大会は9日、前橋市の上毛新聞敷島球場で開幕した。板倉、大間々を除く県高校野球連盟加盟67校が参加し、部員不足で連合を組む下仁田・万場・長野原を含む65チームが、甲子園切符を競う。

 雨のため予定された1、2回戦4試合を順延し、開会式のみ簡素化して行った。開会式だけが行われたのは、同じく降雨で1回戦4試合を順延した1983年以来33年ぶり。

 主催する同連盟の吉井均会長は整列した球児たちを見渡して「努力を積み重ねてきた自信と甲子園出場への強い意気込みが伝わり、頼もしく感じる」とあいさつし、名勝負を期待した。

 少年野球からのメッセージは、昭和イーグルス主将の竹之内一宝君(昭和南小6年)が「ピンチに仲間がいることを忘れず、チャンスは誰より自分を信じ、練習の成果を発揮してください」と呼び掛けた。選手宣誓した西邑楽の栗原佳孝主将が「今年で高校野球は101年。伝統を継承し、私たちが新たな歴史をつくる先駆者となる」と高らかに誓うと、会場は大きな拍手に包まれた。決勝戦は27日、同球場で行われる。

◎1日ずつ日程繰り下げ

 夏の甲子園出場を懸けて9日開幕した全国高校野球群馬大会は、雨天のため初日に行われたのは開会式のみ。この日の1回戦1試合と2回戦3試合は全て10日に順延となった。大会日程は1日ずつ繰り下げられ、16日から通常通りに戻る。上毛新聞敷島球場で行われた開会式では入場行進は中止となったものの、参加した67校65チームの球児らははつらつとした姿を披露し、健闘を誓い合った。

◎「感謝の気持ち白球に込める」…選手宣誓の西邑楽・栗原主将

 「野球ができることが当たり前ではない」。開会式の選手宣誓で西邑楽の栗原佳孝主将が言った言葉には特別な思いが込められていた。

 昨年3月にボールが目に当たり、3度の手術を経験した。本格的に練習を再開したのは12月になってから。仲間と野球ができない日々は苦しかったが、たくさんの人に支えられて乗り越えることができたという。だからこそ「感謝の気持ちを白球に込める」と宣誓を続けた。

1/2ページ

最終更新:7月10日(日)6時0分

上毛新聞

スポーツナビ 野球情報

MLB 日本人選手出場試合9月30日(金)