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佐賀西4―2唐津東 =全国高校野球選手権 佐賀県大会=

佐賀新聞 7月10日(日)13時41分配信

 第98回全国高校野球選手権佐賀大会は9日、佐賀市のみどりの森県営球場で開幕、初日は開会式と1回戦2試合があった。開幕戦は終盤に粘りを見せた佐賀西が4-2で唐津東に逆転勝ち。佐賀北は主戦犬塚が唐津工打線を4安打に抑えて4-0で勝った。

 第2日は10日、同球場と佐賀ブルースタジアムで1回戦6試合がある。

■8回、佐賀西が逆転

 ▽1回戦(みどりの森県営球場)
唐津東101 000 000 2
佐賀西000 001 03× 4
▽二塁打 野中(唐)森田(佐)

 佐賀西が終盤に唐津東の主戦藤田を攻略、4-2で逆転勝ちした。

 佐賀西は1-2で迎えた八回裏、2死球と安打で1死満塁とすると、7番片渕のスクイズと8番村田の中前適時打で3点を挙げて逆転。投げては先発遠江が四回以降無失点に切り抜け、勝利を引き寄せた。

 唐津東は初回に先制、三回にも加点して序盤優位に試合を進めた。しかし、八回の好機を生かせないなど、あと一押しがなかった。

 佐賀西・村田竜基(八回に勝ち越しの2点適時打) 狙っていた外のスライダーをしっかり踏み込んで打てた。

■唐津東初戦で散る

 ○…序盤に試合の主導権を握りながら終盤逆転され、初戦で佐賀西に敗れた唐津東。目前で勝利を逃したナインはがっくりとうなだれたが、前田征宏監督は「東高伝統の粘りを最後まで見せてくれた」とねぎらった。

 八回裏だった。同点とされ、なお2死二、三塁の場面で先発藤田知也が投じた134球目は外角低めのスライダー。こん身の一球だった。しかし、相手が放った打球は中堅手の前へ。逆転を許した。

 粘り強い佐賀西打線に対し、五回までに91球を投げた藤田。前田監督が分析するように「前半(球数を稼がれたこと)がボディーブローのように効いていた」のか。藤田は「ただ悔しい」と唇をかんだ。

 だが、前田監督は最後までマウンドを守った藤田に「苦しい時期もあったが、最後はいい投球を見せてくれた」とうなずいた。チームも持ち味の堅守を存分に発揮、無失策でエースの背中を支えた。藤田は悔しさをにじませながらも、「この仲間と野球ができて楽しかった」と涙を拭った。

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最終更新:7月10日(日)13時53分

佐賀新聞