ここから本文です

全英Vセリーナ 米発砲事件へ強い想い「本当に悲しい」<女子テニス>

tennis365.net 7月10日(日)11時48分配信

ウィンブルドン

テニスのウィンブルドン(イギリス/ロンドン、芝、グランドスラム)は9日、女子シングルス決勝戦が行われ、第1シードのS・ウィリアムズ(アメリカ)が第4シードのA・ケルバー(ドイツ)を7-5, 6-3のストレートで下し、7度目の優勝を飾ると同時に四大大会最多タイとなる22度目の優勝を飾った。

セリーナvsケルバー 1ゲーム速報

セリーナは、最近の白人警官による黒人2人への発砲事件と、ダラスでの警察官の発砲事件についてショックを受けていると語っていた。

ウィンブルドンでの7度目の優勝を飾った後の会見でその事件について問われたセリーナは「考えていたの。彼等に、外へ出るな。車へ入ったらそれが最後になるかもって、言わなければならないのかって。」と答えていた。

アメリカのルイジアナ州で5日、黒人が白人警官によって射殺された。その翌日にはミネソタ州でも黒人が白人警官によって撃たれて亡くなっていた。その模様を同乗していた交際相手が携帯の動画に収め公開。それは車を停めるよう言われた後に起きていた。

そんな事件を受けて8日にダラスで抗議デモが起き、5人の警察官が撃たれて亡くなり、7人の警察官と2人の一般市民が負傷していた。

「アメリカで若い黒人男性を撃ち続けることが答えだとは思わない。ただただ不幸なこと。ただ黒人だというだけで起きてはならない、同時に、明らかに暴力がそれを解決する訳ではない。ダラスでの事件は本当に悲しいこと。」と気持ちを表していた。

8日の朝、セリーナはミネソタ州での事件のニュースを聞いた。その時、自身の思いをツイッターに上げていた。

「ロンドンでこのニュースを聞きながら目覚めた。4回も撃ったって?そんなことがいつ行われたの?本当に起きたの?」と呟いていた。

また、9日にはダラスの事件や祖国で起きていることについて更に語っていた。

「誰にも人生を奪う権利なんてない。肌の色や出身なんて関係ない。我々はみんな人間。そう考えられるようになるには、お互いを愛さなければならない。それには多くの教育と努力が必要だと思う。」とセリーナ。

そして「でも普通に考えて、その状況はとっても悲しいもの。特に私のような人間には。そんな事件が起きるのを見るのは、本当に心が痛んでしまう。」と自身の強い想いを加えていた。

(STATS - AP)

tennis365.net

最終更新:7月10日(日)11時48分

tennis365.net