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ホークス大隣の復活星でカード勝ち越し 工藤監督も称賛「6回1失点は上々」

Full-Count 7月10日(日)18時3分配信

397日ぶり1軍登板で勝利の左腕、工藤監督「最初からこれだけの投球ができれば十分」

 ソフトバンクは10日の楽天に6-2で勝利し、初戦を落としながらもカード勝ち越しを決めた。

 この日の主役は397日ぶりの1軍登板となった大隣憲司。「思ったより緊張しなかった」という大隣は、立ち上がりから丁寧な投球で楽天打線を翻弄。6回で降板したものの、昨年6月9日以来の白星を挙げた。

 打線も初回に内川聖一の適時打で先制すると、2回には細川亨の適時打で2点目。細川は、5回にも貴重な中押し点となる今季1号ソロ本塁打を放つなど攻守で大隣の復活星に貢献した。

 試合後の工藤公康監督は「6回1失点は上々」と大隣を称賛した。

「いいテンポで投げていたし、余分な球も少なかった。次の課題を言えば、もう少し力強さがほしいかな。ただ、これは投げていかないと出ないからね。最初からこれだけのピッチングができれば十分だよ。下半身の安定も含めて力強さが出ればコントロールももっと安定するはず」

女房役・細川の1号ソロに「なかなか見られないので見られてよかった」

 来週はオールスターゲームとなるため、「一度抹消はするけど、次の(1軍登板)機会は作る。そこはバンデンハークや今のピッチャーとの兼ね合いも含めて、しっかりやっていこうと思う」と工藤監督。6回74球での交代については「当初からの予定というより、今日はどうしても勝ちたかったから」だと言う。

「大隣くんは球数が多くなるタイプではないし、コントロールもしっかりしているので、力強さが増してくれば8回、9回までいけると思う。勝ちたかったというのはカードの勝ち越しということもあるし、次がロッテ戦だからね」

 また、細川の貴重な中押し点の本塁打について「1点ほしいところでよく打ってくれた。なかなか見られないものを見られたことは良かったと思うよ(笑)」とおどけると、「マッチ(松田)も3安打出たし、だいぶ良くなってきた」と満足げな表情。

 経験値豊かな先発左腕の復活、2試合連続2桁安打を記録した打線の復調。ソフトバンクは、球宴前にようやく“らしさ”を取り戻しつつある。

藤浦一都●文 text by Kazuto Fujiura

最終更新:7月10日(日)18時3分

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