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森川智之、声優デビューから30年「ひとつの役と長く付き合ってみたい」

クランクイン! 7月10日(日)11時20分配信

 “イケメン&マッチョ”なコンビが事件を暴く人気海外ドラマシリーズ『NCIS:LA極秘潜入捜査班』。本作でイケメン主人公・カレンの声を演じるのは、クールな二枚目役に定評のある声優・森川智之。デビューから30年という輝かしいキャリアにおいても、本シリーズは森川にとってどんな経験となったのか。森川を直撃した。

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 大都市ロサンゼルスを舞台に、潜入捜査のプロG・カレンと、海軍特殊部隊(SEALS/シールズ)出身のサム・ハンナを中心とする捜査チームが事件を解決していく様を描く本シリーズ。森川は「カレンは女性にとって、母性本能をくすぐるタイプだと思う」と演じる主人公の魅力を分析。「実はカレンは幼少の頃の記憶が断片的にしかないので、シリーズを通して彼自身の生い立ちを追いかけている部分もあって。カレンの軽口を叩く一面と、重いバッグボーン。このギャップは婦女子にはたまらないんじゃないでしょうか」と一話完結の刑事ものとしてだけでなく、カレンの持つドラマ性は女性の心を掴むはずだと熱弁する。

 さらに「カレンを隣で支えるサム。大川透さんの優しい声がまたたまらないと思う」とバディものとしての面白さにも言及。「二人はまったく違うタイプなのがいいですね。サムは元シールズというすごいエリートで、一方のカレンは何も持っていない。今までキャリアを重ねてきた人と、自分が何者かわからないままこの仕事をやらざるを得ない人。そのコンビが面白いと思います」。

 カレンを演じる上でも、サム役の大川透とのバランスを最も大事にしているそう。「大川さんが低音のいい声で来るので、僕はもうちょっと軽めな感じで行こうと。そのアンサンブルが、見ていて心地よいものになることが大切だと思っています。大川さんの声に対抗して“僕も低音”でとお互いに張り合ってしまうと、ただの“いい声祭り”になっちゃいますから(笑)。そこはちょっと変えて、僕は軽めな調子のいい感じで演じています」。


 森川にとって、“相棒”と言える存在はいるだろうか?「僕は車が好きなので、自分の車は相棒と言えます。人だといろいろな相方がいて。檜山修之さんとはもう20年くらいトークライブを一緒にやっていて、久しぶりに会ってもいくらでも面白い話ができる相棒。僕は歌も歌っていて、立木文彦さんと“2HEARTS”というボーカルユニットを組んでいるので、立木さんも相棒ですね」と、たくさんの相棒との化学反応を楽しんでいる様子。

 また、バディものは念願だったことも告白する。「僕はもともと、刑事ものの海外ドラマが好きだったんです。この仕事に就くにあたっても、『刑事スタスキー&ハッチ』みたいなものをずっとやりたいと思っていて。僕が中学生くらいの頃に放送されていたんですが、“やるんだったらスタスキーがいいな”とか思いながら見ていました。(吹き替えの)下條アトムさんの話し方のマネをしたりしていましたね。最近だと、映画『ズートピア』でもバディものをやらせていただいて。大人気ですか?ありがとうございます!」。

 声優デビューから30年となったが、その中でも本シリーズは少年期の思いが叶った作品だった。加えて「実は僕、これだけキャリアがあるんですけれど、長寿番組に出会ったことはそんなにないんです。(カレン役の)クリス・オドネルもエピソードが進むにつれて、考え方や演じ方も変わってきていると思う。僕もそういう経験をしてみたいし、なるべくひとつの役と長く付き合ってみたいと思っています」と長寿番組への参加が、宝物となっていることを明かしていた。(取材・文・写真:成田おり枝)

 『NCIS:LA極秘潜入捜査班』は全国無料のBSテレビ局ディーライフにて、[二]毎週水曜21時、[字]毎週火曜25時より放送中。

最終更新:7月10日(日)11時20分

クランクイン!

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。