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砺波・出町中が予選通過 本選でハーモニー披露 

北日本新聞 7月10日(日)0時49分配信

 【ハンガリー・デブレツェンで砺波支社編集部・牧田恵利奈】第27回ベーラ・バルトーク国際合唱コンクールに県内から派遣された砺波市の出町中学校合唱部は、児童合唱部門予選を通過した。8日夕(日本時間同日夜)に結果が発表され、同校は9日午前(日本時間同日夕)、現地のクルチェ文化センターでの本選に出場し、美しいハーモニーを響かせた。

 児童合唱部門には出町中を含め5団体が出場し、全団体が予選を通過した。同校はハンガリーの公用語、マジャール語の課題曲「詩篇150番」を披露した。自由曲はラテン語の「サンクトゥス・ベネディクトゥス」と日本語の「島唄は神々を招く」を合唱した。

 コンクールには5部門に12カ国20団体が出場。各部門の予選を通過し、本選で1位となった団体同士がグランプリ戦を競う。県芸術文化協会、県、富山テレビ放送、北日本新聞社派遣主催。

■「ベストの合唱」 生徒ら達成感
 ベーラ・バルトーク国際合唱コンクールの児童合唱部門で、砺波市の出町中学校合唱部は予選を通過し、現地入りした関係者から喜びの声が上がった。本選のステージを終えて生徒たちは達成感をにじませた。

 同校を推薦した県芸術文化協会の吉田泉会長は「目に染みるようなきれいな歌声で、持ち味を出せた結果だ」と話した。半世紀前から続く欧州五大コンクールの一つで評価され、西島健史校長は「歴史と伝統がある高いレベルの大会に正面から挑戦できた」と満足そうにうなずいた。

 生徒たちは外国語の曲の歌詞を理解しようと意味を調べた上で練習し、表現力を高めてきた。本選後、顧問の高見麻未教諭は「外国の難しい曲で、歌詞と歌声の一体感を表現できた。今までで一番出来が良かった」と語った。部長の末永琴美さん(3年)は「ベストの合唱ができて悔いはない。大会出場を通じて技術だけでなく、主体的に行動できるようになり、成長できた」と涙を浮かべた。

北日本新聞社

最終更新:7月10日(日)0時49分

北日本新聞