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<参院選>政府、「新基地反対」の拡大懸念

沖縄タイムス 7月11日(月)5時6分配信

 【東京】沖縄選挙区では政府・与党が全面支援した島尻安伊子沖縄担当相が、新人の伊波洋一氏に敗れ、政府は翁長雄志県政を支持する「オール沖縄」勢力による新基地建設への反対姿勢が強まることを警戒する。
 防衛省関係者は「(直前に起きた)元米海兵隊員による暴行殺人事件で、冷静な政策論争や成果についての議論ができなかった」とほぞをかむ。
 別の関係者は、しばらく国政選挙や県内での大型選挙がないことも踏まえ、「負けたからといって移設しなければ普天間が残るだけ。危険性除去のためにやることは一つだ」と工事再開に向けた手続きを進められるとの本音も漏らす。
 また、内閣府関係者は結果に「驚きはない」と平静を装う。沖縄振興の方向性では翁長県政とも一致しており「沖縄振興のためにできることをやるだけだ」ときっぱり。一方で、島尻氏が県選出の大臣だったことで本年度から予算化された「子どもの貧困対策」のような新規事業の芽出しは「積極的にできるかは不透明だ」との認識を示した。

最終更新:7月11日(月)5時6分

沖縄タイムス