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もう1度観たい! いま『ファインディング・ニモ』を振り返る

ぴあ映画生活 7月11日(月)10時45分配信

ディズニー/ピクサーの新作映画『ファインディング・ドリー』が間もなく公開になる。本作は、名作『ファインディング・ニモ』の続編だが、今にいたるまで『…ニモ』は繰り返し観賞され、ファンを増やし続けている。

『ファインディング・ドリー』/その他の画像

『…ニモ』は、ピクサー・アニメーション・スタジオ5本目の長編作品として2003年5月に全米公開され、日本では同年の12月に公開された。監督を務めたのはアンドリュー・スタントン。彼は『トイ・ストーリー』の製作中に、当時5歳だった息子と海洋自然公園に行った際、自分が子どもに向かって「あれをしてはいけない」「それは危ない」とばかり言っていることに気づき、“水の中”を舞台に“心配性の父親”が活躍し、成長するストーリーを長い時間をかけて練っていった。

映画の主人公は、カクレクマノミの父親マーリン。かつてオニカマスに愛する妻と誕生前の子どもたちを奪われたマーリンは、たったひとり助かって成長した息子ニモのことが心配で、とにかく過保護に育てている。しかし、そんな父にニモは反発。ひとりで大海原へと飛び出すが、人間に捕らわれてしまう。誰よりも息子を愛するマーリンは、ニモを探しだすため、大冒険に出かけていく。

ニモがどこに行ってしまったのかわからないまま、大海原に飛び出したマーリンが偶然に出会い、行動を共にするのが、ナンヨウハギのドリーだ。ドリーは、極度の忘れんぼうで、ほんの少し前のことでも忘れてしまうが、彼女はなぜか人間の言葉が読めるため、マーリンを助け、ニモを探す冒険に出る。

『…ニモ』は公開されると爆発的なヒットを記録。当時のピクサー作品の興行収入記録を大きく塗り替える成績をおさめ、第76回アカデミー賞で長編アニメーション賞を受賞した。さらに、2012年には3D版が公開になった。スタントン監督はもちろん、3D版の製作にも関わっているが、映画が完成してから、3D版を製作するまで、ほとんど『…ニモ』を観返していなかったそうだ。「いろんなことを忘れてしまっていた。ニュアンスなどすっかり忘れていたんだ。その時に、僕の無意識下に入り込んだんだろう。というのは、その後ずっとドリーのことばかり考えてしまうんだ」

やがて、スタントン監督は、2003年には想像すらしていなかった新作に着手する。タイトルは『ファインディング・ドリー』。忘れんぼうで、自分の過去も忘れてしまったドリーが主人公の新たな物語だ。

『ファインディング・ニモ』
フジテレビ系 7月15日(金) 21:00~22:57
※一部地域を除く

『ファインディング・ドリー』
7月16日(土) 全国ロードショー

最終更新:7月11日(月)10時45分

ぴあ映画生活

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。