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厦門航空、737 MAX 200発注へ 最大30機

Aviation Wire 7月11日(月)20時33分配信

 ボーイングは現地時間7月11日、中国南方航空(CSN/CZ)系の厦門(アモイ)航空(CXA/MF)と737 MAX 8の200席仕様「737 MAX 200」を最大30機購入するMoU(覚書)を締結したと発表した。カタログ価格で総額33億9000万ドル(約3462億5000万円)。

 厦門航空の子会社、江西航空(CJX/RY)や河北航空(HBH/NS)が導入する見込み。

 737 MAX 200は、2014年7月に英国で開かれたファンボロー航空ショーでボーイングが発表した、737 MAX 8(1クラス仕様で最大189席)のLCC向け200席仕様。非常時の脱出要件を満たすよう、胴体中央後部にドアを追加したことで、座席数を最大11席まで増やせるようになった。

 ボーイングでは座席数が増えることで、1席当たりの運航コストを737 MAX 8よりも最大5%引き下げられるとしている。燃費は737-800など737NG(次世代737)と比べて、最大20%改善するという。エンジンはCFMインターナショナル製の新型エンジン「LEAP-1B」を搭載する。

 737 MAX 200は2014年9月、アイルランドのLCC、ライアンエア(RYR/FR)から100機の発注コミットメントを獲得しローンチした。ライアンエアは同年11月、100機を確定発注している。2016年5月にはベトナムのLCC、ベトジェット航空(VJC/VJ)も100機確定発注した。

 737 MAX 200を確定発注したのは、現在明らかになっている航空会社としては、ライアンエアとベトジェット航空に続き、厦門航空が3社目。

 737 MAXは737の発展型で、新型エンジンを採用。737 MAX 8の飛行試験初号機(登録番号N8701Q)が2016年1月29日、737を製造する米シアトルのレントン工場に隣接するレントン市営空港から離陸し、2時間47分の初飛行に成功した。

 737 MAXファミリーは737 MAX 200のほか、標準型となる737 MAX 8、1クラス最大149席の737 MAX 7、同220席の737 MAX 9の計4機種で構成する。6月末現在、合計で3218機を受注している。

 ファンボロー航空ショーは2年に1度、7月にロンドン近郊のファンボローで開かれる。奇数年開催のパリ航空ショーと並び世界最大規模で、航空会社による大型発注や機体メーカーの新型機発表の場に選ばれることが多い。50回目となる今回は、7月11日から17日まで開催される。

Yusuke KOHASE

最終更新:7月11日(月)20時33分

Aviation Wire