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台風直撃の台東、被害総額63億円超に 台湾各界から寄付金続々

中央社フォーカス台湾 7/11(月) 18:46配信

(台北 11日 中央社)台風1号が直撃した東部・台東。同県政府の統計によると、被害総額は20億台湾元(約63億円)以上に上るとみられている。甚大な被害が出た同県を支援しようと、台湾の政治、経済、芸能などの各界からは続々と寄付が寄せられている。11日までに集まった寄付金は確認されているものだけで4000万元(約1億2682万円)以上。同県は全ての援助は貴重なものだとして、復興のために有効活用したいとしている。

▽芸能界:アーメイなどが600万円以上

台東出身のアーメイ(張恵妹)は9日までに、200万元(約634万円)を台東県政府に寄付した。当時コンサートのためにモンゴルにいたアーメイは自身のフェイスブックを通じ「より多くの協力と支援が必要」と援助を呼び掛けた。また、人気バンドのメイデイ(五月天)や歌手のジャージャー(家家)らが所属するレコード会社「相信音楽」も同県社会局への200万元(約634万円)の寄付を発表した。

▽経済界:ホンハイの郭台銘氏など

財政部の出資が入る金融機関や企業は合計で1500万元(約4755万円)を拠出。電子機器受託製造大手の鴻海(ホンハイ)精密工業の郭台銘董事長(会長)は、自身が設立した永齢基金会名義で台東県に1000万元(約3170万円)を寄付すると発表した。大手紙「自由時報」創刊者、故・林栄三さんの妻の林張素娥さんは、夫の仁愛の精神を引き継ぎ、建物が一部損壊した台東基督教医院の修復のために500万元(約1585万円)を寄付した。自動車関連の裕隆グループも100万元(約317万円)を同医院に、200万元(約634万円)を県政府に寄付した。

▽政界:各県・市の首長が軒並み寄付を発表

11日までに寄付を発表した政界関係者・団体と金額は以下のとおり。国民党本部100万元(約317万円)および管理職の所得1日分、国民党立法院党団60万元、民進党立法院団50万元(約158万円)、時代力量、親民党各30万元(約95万円)、柯文哲台北市長、頼清徳台南市長、朱立倫新北市長各20万元(約63万円)、林右昌基隆市長、魏明谷彰化県長各10万元(約31万円)、鄭文燦桃園市長10万元および同市副市長以下管理職の所得1日分計27万元(約85万円)、林佳龍台中市長給与1カ月分など。

文化部の鄭麗君部長は、施設の内部が損害を被ったダンスカンパニー「布拉瑞揚舞団」に20万元(約63万円)を寄付した。

▽台東県、支援を呼びかけ

台東県は寄付や支援を考えている人々に対し、公式フェイスブック「台東不一様」上で、募金やボランティア、重機などの受付窓口を紹介。銀行振込やコンビニエンスストアでの寄付のほか、海外からはクレジットカードを利用した寄付も可能。

(盧太城、呉ワンテイ、劉麗栄、陳俊華、劉冠廷、黄自強、楊思瑞、王朝ギョク、邱俊欽、呉哲豪、廖壬楷、陳政偉、張建中、田裕斌/編集:名切千絵)

最終更新:7/11(月) 18:46

中央社フォーカス台湾

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