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【特別映像】エル・ファニング、“頑固な父”とハリウッド黄金期の裏側明かす…『トランボ』

cinemacafe.net 7月11日(月)13時30分配信

『ローマの休日』、そして『黒い牡牛』の脚本を偽名で手がけ、2度のアカデミー賞を受賞したダルトン・トランボの壮絶な半生とハリウッド黄金期の裏側を描く話題作『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』。本作でトランボの娘、ニコラ・トランボを好演するエル・ファニングのインタビュー映像がシネマカフェに到着した。

【写真】一家の場面写真『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』

1940~50年代、“赤狩り”の影響でハリウッドを追われた脚本家ダルトン・トランボ(ブライアン・クランストン)。コラムニスト、ヘッダ・ホッパー(ヘレン・ミレン)らの執拗な糾弾もある中、ハリウッドでのキャリアを絶たれた彼は、数々の偽名を使い分けながら、格安のギャラで次々にB級映画の脚本を手がけていく。あるとき、友人にこっそり脚本を託した『ローマの休日』、さらに偽名で書いた『黒い牡牛』でもアカデミー賞に輝いたトランボは、再起への道を力強く歩み出す…。

稀代の脚本家トランボ本人だけでなく、彼の愛する者たちにも焦点を当てた本作。“国家への反逆者”としてハリウッドのブラックリストに載せられたことは、トランボ一家にどんな影響を与えたのか、どんな代償を払ったのかを描いており、観る者は家族の目線からも“赤狩り”時代の悲惨さを感じることができる。

そんな本作でエルが演じたのはトランボ家の長女、ニコラ。「ニコラの性格は父親と似たところがあるわ。2人とも個性が強くて、お互いに譲らないからいつも衝突するの」と、キャラクターについて語る。また、ブラックリストについて「彼女もブラックリストの被害者なの。あのリストのせいで、トランボ家の生活は一変させれらたわ。秘密を抱えて生きることになってしまったのよ」と、当時のハリウッドの在り方についても見解をみせた。

実は、本作はニコラ・トランボ本人からも全面協力を得ており、脚本の段階から参加していたという。ニコラは、13歳から30歳までの自分を演じたエルについて「エルはとても強い人よ。10代のころ、私が物事をどう感じていたかを彼女に伝えたら、彼女はそれをすべて正確にとらえてくれたわ。まるで当時の私を生き返らせたようだった!」と大絶賛。ニコラの人間性を完璧に理解したエルは、「きっとニコラは被害者として描かれるのを嫌がると思う。彼女は何があっても闘うべきだと考えていて、『負けるものか』という気持ちがとても強いのよ」と、激動の時代を生き抜いてきた彼女の心情を察し、そのキャラクターの魅力を熱弁する。


10代の多感な、父親似の強い信念を持つ少女が、ブラックリストによってどんな変化を持たらされたのか、ニコラの戸惑いや怒りなどのみずみずしい感情を見事に体現してみせた、エルの演技にも注目してみて。

『トランボ ハリウッドに最も嫌われた男』は7月22日(金)よりTOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開。

最終更新:7月11日(月)13時30分

cinemacafe.net