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都知事選出馬表明の小池百合子氏が政策を発表(全文1)3つの新しい東京

THE PAGE 7/11(月) 20:28配信

 14日に告示される東京都知事選に出馬表明している小池百合子元防衛相が11日午後5時から、都庁で会見する。具体的な政策などを発表した。

 正式な出馬を表明した6日の会見では、「都議会の冒頭解散」「五輪などの利権追及」「舛添氏問題の第三者委再調査」など3つの公約を提示していた。

【中継録画】都知事選出馬表明の小池百合子氏が政策を発表

3つの新しい東京 1つめのセーフシティーとは

日本経済新聞:すいません、お待たせいたしました。幹事の日経新聞のイワムラと申します。じゃあ、ただ今から小池先生の、会見を始めさせていただきます。まず冒頭ご説明いただいた上で、質疑という形で。あと、各社さん、先生後ろに予定がありまして、会見全体、だいたい30分程度を予定しておりますので、ご協力をお願いいたします。

 先生、お願いします。

小池:皆さま、こんにちは。小池百合子でございます。このたびの東京都知事選に当たりまして、私、出馬をすることといたしております。何度かすでにご説明をさせていただいておりますけれども、あらためまして私の政策についてご説明をさせていただきます。

 まず、基本姿勢としての東京大改革宣言でございます。これまでのご説明をしてまいりましたものをまとめたものでございます。もちろん、政策を実行していくためには環境を整えてまいらなければなりません。そのために都政の透明化、そしてオリンピック・パラリンピック関連の予算、そしてその運営の適正化、行財政改革の推進、そして身を切る改革ということで都知事の報酬の削減。これらをまず基本的に押さえた上で、最後、特区制度の徹底活用という項目を設けさせていただきました。そして東京の課題解決をし、成長を創出していくと。そのために3つの新しい東京をつくってまいります。

 その3つの東京というのは、セーフシティー、そしてダイバーシティー、もちろん英語になりますと、これはSに変わります。そしてスマートシティーでございます。セーフシティーについては、より安心しそしてより安全で、より元気な首都東京をつくってまいります。ダイバーシティ、これは女性も男性も子供も、そしてシニアも障害のある方々も、みんなが生き生きと生活して、そして活躍できる都市、東京にしてまいるということでございます。3番目のスマートシティーでございますけれども、世界の中の日本、そしてその首都、東京でございます。世界に開かれて、そしてかつ環境、金融、先進都市・東京をつくってまいります。

 まずセーフシティーでございますけれども、もっと安心、もっと安全、そしてもっと元気な首都・東京、ということでございますけれども、もちろん首都直下地震の不安もございます。東京は案外、水害が多いということも皆さんご存じのとおりでございます。そのためにもさまざまな防災策を練ってまいらなければなりません。例えば、住宅や建造物などの強靱化、耐震化、そして不燃化。2020年までに加速をしていきたいと考えております。

 それから、これは私が以前からこだわっておりますけれども、無電柱化でございます。電柱。中でも都道の無電柱化を加速してまいりたいと考えております。それからオリンピック・パラリンピックにも関連いたしますけれども、テロという観点も、サイバーテロを含めまして、情報の国際的な連携などを進めることによって、このテロの措置、対応策というのをしっかり練ってまいりたいと思います。

 それから東京のいろんな財産がございますけれども、それは町会であります。地域の皆さま方がつくっておられるこの町会組織をもっとサポートしていく。最近は組織率も減っているわけでございますけれども、町会に参加していただくことによって、例えば災害時の、どこのおばあちゃんがどこに、どの部屋にいるから、あのおばあちゃんの顔が見えないとか、そういったことを私は、町会という機能をもっと高めていくということが有効ではないかと思います。消防団も同じように有功でございます。

 それからもう1つの財産が、実は商店街でございます。商店街は都民の皆さま方の生活を支えている動脈と言ってもよいかと思います。こういった商店街がすたれますと、それは生活する皆さま方にとって大変な不便が生じてしまうということで、商店街の空き店舗、これをもっと活用するとか、そもそも事業承継がちゃんとできるような、そんな制度をしっかりと高めてまいりたいと考えております。

 また多摩地区の格差という点も言われるところでございます。これについてもしっかりと目配りをしたい。さらには環境大臣も務めましたことで、島嶼地区の素晴らしい自然をどう守りつつ、そこで住んでおられる方々の命を守るにはどのようにしていけばいいのか。こういった具体策を詰めてまいりたいと思います。

 それから小さなことかもしれませんけれども災害時の、災害時には水やそれからお湯などが使えなくなりまして、粉ミルクが実は使えなくなるんですね。で、これは今回、熊本の被災地のほうにもお持ちしたんですが、私、フィンランド議員連盟の会長をやっておりますもので、フィンランド製の液体ミルク、常温で使えるものでございます。ほとんどの先進国はこれがございます。しかしながら日本にはございません。そしてこれは、替え用の乳首が付いたアメリカ製でございます。ですから、大きなことをやらなければならないけれども、1人1人の命を守っていくためには、非常に細かい細部まで目が行き届くような、そんな都政にしていきたいと思っております。

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最終更新:7/11(月) 20:28

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北朝鮮からの脱出
北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。