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「ペレ 伝説の誕生」公開記念、サッカーの王様ペレよりコメント到着

映画ナタリー 7月11日(月)12時46分配信

伝記映画「ペレ 伝説の誕生」の公開を記念して、元プロサッカー選手・ペレの公式インタビューが到着した。

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本作は、ブラジルのスラム街で育った少年ペレが17歳にしてサッカーワールドカップへ出場し、母国を優勝へと導くまでを描き出した物語。監督・脚本はジェフとマイケルのジンバリスト兄弟、製作総指揮は「ビューティフル・マインド」のブライアン・グレイザーが担当した。またペレ本人も製作に参加している。

ペレは本作について「歴史やその時々の感情が的確に描かれていることに驚いたよ。今作は僕の人生の始まりとルーツ、キャリア、そして家族を描いている。これまでの作品とはまったく違う映画だよ」とコメント。続けて「僕のルーツや家族について知っている人は少なかった。若い世代に、僕がキャリアをスタートさせた若い頃を見せることが重要だと思った」と語っている。

劇中、父親と果物を使ってサッカーの練習をするペレ少年。同シーンを振り返りペレは「父は熱心に指導してくれたよ。当時、僕の家族は貧しかったので革製のボールを買うお金がなかった。そこでオレンジをボールに見立てて練習していたんだ。父からはキックの仕方、ボールの置き方やコントロール方法などを学んだよ」と述懐。さらに「父にボールさばきを見せては、これだけサッカーができるようになったんだと自慢していた。すると父は『上手なのは分かったけど、左足でボールをキックすることを学ばないといけない。左足でプレイできる人は少ないからね』と。僕のスタイルはすべて父に指導してもらった結果なんだ」と父とのエピソードを明かした。

最後にペレは「この映画が伝えたいのは、誰もがペレになれる可能性を持っているということ。だけど、一人前になるためには一生懸命練習しなければならない。誰もがいきなりスターとして生まれてくるわけではないんだ。それぞれの家族の中に普通の人間として生まれてくる。“人に歴史あり”ということだよ」と日本の観客に向けてメッセージを送った。

「ペレ 伝説の誕生」は東京・TOHOシネマズ シャンテほか全国にて公開中。



(c)2015 Dico Filme LLC

最終更新:7月11日(月)12時46分

映画ナタリー