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笑う稀勢の里に賛否両論

東スポWeb 7月11日(月)16時44分配信

 大相撲名古屋場所初日(10日、愛知県体育館)、綱取りに挑む大関稀勢の里(30=田子ノ浦)が初顔の幕内御嶽海(23=出羽海)を危なげなく寄り切って一蹴。横綱昇進の前提となる初優勝へ向けて白星スタートを切った。その一方で、稀勢の里に大きな「異変」が…。出番前の花道から土俵に上がるまで、なぜか笑いっぱなし。いったい、和製大関はどうしてしまったのか?

 綱取りへ向けて白星発進した稀勢の里は「集中して思い切っていった。状態はいいと思います」と納得の表情を浮かべる一方で、この日の取組前には大きな「異変」があった。稀勢の里は花道で出番を待つ間から、なぜか満面の笑み。その後は土俵下の控えに入ってからもニヤリ。さらに土俵に上がってからも笑みを浮かべ続け、まさに「笑いが止まらない」といった様子だった。

 実際、この日の様子を土俵近くで目撃していた関係者は「先場所までと比べても、今日は明らかに笑いすぎていた」と証言した。かねて稀勢の里といえば、角界内でも「仏頂面力士」の代表格だった。勝っても負けても一切、表情を変えることはない。先代師匠(元横綱隆の里)は素行面でも厳格な指導を重視することで知られ、稀勢の里は師の教えを体現してきた。

 その和製大関に目に見えて“変化”が表れたのは最近2場所のこと。取組前に時折、薄ら笑いを浮かべる場面が増えたのだ。稀勢の里は笑みの理由について「“自然に”だと思う。もともと怖い顔をしていたから。普通の顔になったくらいでも目立つのでは」と意識的な変化については否定した。ただスポーツ界のみならず、笑顔にリラックス効果があることは証明済み。ここ2場所連続で13勝を挙げるなど一定の効果も示した。

 稀勢の里の異変について日本相撲協会の八角理事長(53=元横綱北勝海)は「それが“良い”と思うのなら、自分が信じることをすればいい」と肯定的に発言。その一方で、別の関係者からは「それ(笑顔)をしなければ緊張してしまうと自覚している証拠。本当に強い横綱なら、そんなことをやらなくても勝つ」と否定的な意見もあった。

 いずれにせよ、綱取りに挑む和製大関による謎の「スマイル」をめぐって角界内では賛否両論が渦巻くことになった。当の稀勢の里は2日目以降に向けて「一日は一日だから。しっかり集中していく」と気持ちを引き締め直したが…果たして、笑顔のまま悲願の綱をたぐり寄せられるか。

最終更新:7月11日(月)16時44分

東スポWeb

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