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大谷 ロッテ戦序盤で失点続きのナゾ

東スポWeb 7月11日(月)16時44分配信

 日本ハムは10日のロッテ戦(札幌ドーム)で、延長12回劇的サヨナラ弾で14連勝を飾った。先発した大谷翔平投手(22)は7回途中に右手中指のマメが潰れて降板。6回1/3で5安打3失点(自責点3)と不本意な内容だったが、9回二死から田中賢の同点弾で黒星を免れた。

 大谷は「今日は完全に(野手に)助けられました。僕は連勝に貢献できなかった。ヒットはほとんど変化球でしたし、引っ掛けられた当たりが多かった」とこの日の投球を自己分析。15日からのオールスターゲームに選出されているが「どうなるかは分からない。投げられるように回復させるが、恐らく無理。厳しいんじゃないか」と話した。

 初回、大谷はナバーロの犠飛で失点。連続イニング無失点は30で途切れ、5試合ぶりに得点を許した。これで今季4試合のロッテ戦は初回に3失点した開幕戦から、全試合で立ち上がりの2回までに失点を喫している。それもこの日の2回までに許した4安打中の3本は今季精度を上げたスライダーを狙い打たれてのもの。昨年のCS第1ステージで3回途中5失点KOされた相手の執拗な研究は10月の短期決戦を考えても不気味な傾向だ。

 そのキーマンとなっているのがかつて日本ハムにも在籍していた清水雅治三塁ベースコーチ(52)の存在。相手投手の“クセ分析”の名人である同コーチは大谷が過剰に意識し、無走者の場面でもクセを盗まれていないか疑心暗鬼となってペースを乱してしまう天敵で、いまだに苦手意識が払拭できないようだ。

 マウンドでの感情表現が豊か過ぎて「顔の周辺にクセが出やすい」といわれる大谷に関しては他球団スコアラーも「ひとつのクセを意識してしまうと別のところにまたクセが出る。今日はセット時の肩の上げ下げにスライダーのクセが出ていたね」と指摘。ロッテ戦での序盤失点は決して偶然の産物ではないようで、163キロの日本最速男にもまだ課題は多い。

最終更新:7月11日(月)16時44分

東スポWeb

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