ここから本文です

【プロキオンS】快勝ノボバカラ 今後は素質開花の短距離路線で勝ち星量産

東スポWeb 7月11日(月)21時46分配信

 GIIIプロキオンS(10日=中京ダート1400メートル)はM・デムーロ騎乗の1番人気ノボバカラ(牡4・天間)が快勝。2番手から直線先頭で後続の猛追を封じ、5月の交流GIIIかきつばた記念に続く重賞2勝目をマークした。短距離路線で素質が開花した4歳馬はどこまで駆け上がるのだろうか。

 前日の雨の影響で発走時のダートコースは稍重発表。それでも乾燥スピードの差によって作り出されていた白黒のコントラストはほぼ消滅していた。乾燥が進んで伸びにくい中央部に対し、絶対的に内有利の前残り馬場だった9Rまでとは様相が異なっていた。

 4ハロン通過45秒4は中京に移設後の5回で最速。同じく稍重施行だった2014年(勝ち馬ベストウォーリア)よりも1秒1速いペースとあれば、前に行く馬はいつ止まってもおかしくない。後方でやり過ごした2着ニシケンモノノフ、3着キングズガードにとっては絶好の形だったはず。しかし、最初にゴールに飛び込んだのは“形勢不利”のノボバカラだった。

「逃げたら他の馬を待つようなところがあるので危なかった。でも、今日は後ろから馬が来たらまた頑張ってくれた」とM・デムーロ。

「速めに行った分、どうかなと思ったが、ハイペースをよく粘ってくれた。作戦については特に注文はしなかったけど、(あのペースでも)ジョッキーが道中うまく息を入れてくれたので、最後まで我慢が利いたね」とは天間調教師。近5戦で4勝、ハナ差2着1回と本格化の気配を示す同馬に「以前と比べて劇的に成長したとは思っていない。距離を短くしたことで軌道に乗ったんじゃないかな。今後はJBCスプリント(11月3日=川崎ダート1400メートル)が最大目標。その前にオーバルスプリント(9月15日=浦和ダート1400メートル)を使う予定です」。徹底した短距離路線で勝ち星を量産する腹積もりのようだ。

「JBCは先約があって乗れないんだ」(同師)と3戦3勝のコンビはやむなく解消。大一番でのテン乗りを避けるべく、前哨戦と連続して騎乗可能なジョッキー探しが必要となりそうだが、伸び盛りの4歳馬だから代役には困らないだろう。新パートナーを背に秋は大きな仕事をやってのけるはずだ。

最終更新:7月11日(月)22時11分

東スポWeb

スポーツナビ 競馬情報

重賞ピックアップ