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【七夕賞】重賞2勝目アルバートドック 目指す天皇賞・秋へ収穫大

東スポWeb 7月11日(月)21時46分配信

 10日、福島競馬場で行われたサマー2000シリーズ第1戦、GIII七夕賞(芝2000メートル)はアルバートドック(牡4・須貝)が勝利。今年2月のGIII小倉大賞典以来となる重賞2勝目を飾った。ローカルホースのイメージが強い同馬だが、それを打破して次のステージへ進むことができるのか。レースを検証する。

 先週日曜(3日)の福島でラジオNIKKEI賞(ゼーヴィント)を始め、4勝の固め打ちを演じた戸崎圭。多少の降雨はあったにせよ、良馬場で行われた福島のコンディションは引き続き絶好。今週も道中のポジション取りが勝敗のカギを握るのは明白だった。

「もともと力がある馬だとわかっていた。ただ、いつも位置取りが後ろ。今日はうまくスタートを切れたら、ある程度は前で競馬をしようと考えていた」

 勝つためには何をすべきか、そしてイメージ通りに御すことのできる優勝請負人。初タッグにもかかわらず、前走(エプソムC=7着)で後方に置かれた同馬をスッとゲートから促し、1コーナーでは内めの8番手を確保。「いいリズムで進路を取ることができた」と、まさにスキのない立ち回り。3コーナーで外へ持ち出し、一気に加速。直後からダコールも追い出しを開始したが、ゴール板では半馬身差まで迫るのがやっと。結果的にスパートのタイミングが明暗を分けた。

「とても乗りやすいし、しまいもしっかりしている。身のこなしもいい感じ」と名手が絶賛したアルバートドックが目指すのはGI天皇賞・秋(10月30日=東京芝2000メートル)。体調次第では9・4新潟記念参戦のプランもあるが、本丸はあくまで秋の大舞台。サマー2000シリーズに色気を見せないあたりに、同馬への期待値の高さがうかがい知れる。

 実際、近10年で2番目に速い好タイムで走破したのはポテンシャルの高さの表れであり、自在性を身につけた点も大きな収穫となった。そしてもう一つ忘れてはならないのが、須貝厩舎に転厩してまだ4戦目だということだ。

 様々な面で“上積み”が期待できるアルバートドックは今後、我々の想像を上回る成長を遂げる可能性を秘めている、と最後に記しておきたい。

最終更新:7月11日(月)22時11分

東スポWeb

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