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広瀬すず、監督の鬼演出に苦悩「わからないことがわからない」

オリコン 7月11日(月)14時21分配信

 女優の広瀬すずが11日、都内で行われた映画『怒り』(9月17日公開)完成報告会見に出席。同作への出演をオーディションで勝ち取った広瀬だが「同い年の少女を演じたのですが、感情が複雑っていうか、残酷すぎて…。だから、撮影当時のことをよく思い出せないです」と過酷な日々を振り返った。

【写真】宮崎あおい、綾野剛、森山未來も出席した会見の様子

 同作はSNSやモバイルの発達によって、家族や友人、愛する人にさえも簡単に疑いの目を向けてしまう不信の時代に、ひとつの殺人事件をきっかけとして“信じること”という根源的な問いかけを投げかける群像ミステリー。広瀬は、沖縄の離島に母と二人で引っ越してきた高校生・小宮山泉役を演じている。

 同作のメガホンを取る李相日監督は“スパルタ演出”で知られているが、広瀬の撮影パート初日は一度もカメラを回してもらえなかったという。そんな鬼のような指導に「何度も繰り返してやったシーンがあったのですが、(自分が)わからないことが、わからなかった」と苦悩を抱えていたと告白。しかし「監督がご飯を食べている姿を見て『監督も人間だ!』と思って、頑張りました」と前向きに取り組んだことを明かし、会場を和ませた。

 一方の李監督は「オーディションでいろんな方を見てきましたけど、やっぱり魂のしなやかさみたいなところで(広瀬と)引き合うものがあったのだと思う」と回顧。「確かにずいぶん叩きましたけど、叩けば叩くほど立ち上がってきた」と広瀬のガッツを認め、「現場でも、太陽みたいにエネルギーを放出してくれていました」と絶賛していた。

 会見にはそのほか、渡辺謙、森山未來、松山ケンイチ、綾野剛、佐久本宝、ピエール瀧、三浦貴大、高畑充希、原日出子、宮崎あおい、妻夫木聡、原作者の吉田修一氏、企画・プロデュースを手がける川村元気氏も出席した。

最終更新:7月12日(火)0時0分

オリコン