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家入レオ、音楽とともに駆け抜けた10代振り返る「ちょっと後悔もあります」

オリコン 7月12日(火)8時40分配信

 シンガー・ソングライターの家入レオが6日、4thアルバム『WE』を発売した。17才でメジャーデビューを果たし、思春期特有の感情をリアルに表現してきた家入。プロデューサーの多保孝一氏をはじめ、クリストファー・チュウ(POP ETC)、80KIDZといった多彩なクリエイターを迎えて制作された本作は、21歳になった彼女の成長が感じられる1作となっている。自らのパブリックイメージを気持ちよく打ち破り、シンガー・ソングライターとして新たな一歩を踏み出したようだ。

【写真】大人っぽい表情も…ナチュラルな雰囲気の家入レオ

■気張らずにパーソナルな部分をもっと出していこうと思った

――『WE』 は全体を通してすごく開放感があって、伸び伸びと楽しく制作したことが伝わってきました。
【家入レオ】 本当に楽しかったですね。音楽に対して自由になれたし、何よりもこの1枚を作ったことですごくラクになれたんです。

――「ラクになれた」というのは?
【家入】 私も含めて、人は明るい部分と暗い部分を持っていると思うんですね。私の場合は17才でデビューして“思春期”というところで曲を作ってきたから、どうしても暗い部分にスポットが当たりがちでした。それは私にとってリアルなことだったんですけど、あるとき『友人とパンケーキを食べに行く』という話をしたら、スタジオから“へ~!”っていう驚きの声が上がったことがあって、そのときに「私、ちょっとまずいところにいるのかも」って思ったんです。言葉でいくら「私もたまにははっちゃけたりしますよ」って言っても伝わらないというか、曲を通して表現しないと説得力に欠けるなって。そこから出来たのが、今回のアルバムに入っている「Party Girl」なんですよね。

――「Party Girl」には<っていうかマジメだと誤解してない?/テレビでは見せない 本当の私>という歌詞がありますね。そういう素の部分も歌にしていこうと意識していたんですか?
【家入】 意識していたわけではないんですよ。明るい部分を押し出そうということではなくて、あまり考え過ぎないで、自分が思うままの音を鳴らして、思ったままの歌詞を書こうと思って…。「君がくれた夏」(2015年8月)をリリースした時期に環境が変わったんですよ。「君がくれた夏」に大きな反響があったのも嬉しかったし、ちょうどその頃にスタッフさんが入れ替わったんです。「君がくれた夏」の結果を踏まえて、お互いに「これからどうしていきたいか?」ということを話し合っていたんですけど、そのときはスタッフさんからの提案に対して「私のことを最初から知っているわけでもないのに、なんでそんなこと言われなくちゃいけないの?」って思ってしまったんですね。でも、お互い言いたいことを言って心の距離が縮まってきた頃に「アーティストの家入レオも大好きだけど、普段接している家入レオもすごく魅力的だよ」ということを言ってもらって、その言葉がすごく心に響いたんです。そこからですね、「気張らずに、もっとパーソナルな部分も出していこう」という気持ちになれたのは。いままでは自分の生活感が出ないように歌詞を書いてたんですけど、曲作りは自分のライフワークだったし、日常的なことももっと歌えるといいなって。それがアルバム全体に出てると思うんですけど、意識したというよりも、自然とこういうカタチになったっていう感じですね。

■“自分はひとりじゃない”って思えた瞬間が何度もあった

――感情の変化がそのままタイトルにつながったということですね。
【家入】 そうですね。1stアルバム『LEO』のときは、もちろん当時のプロデューサーである西尾芳彦さんに支えてもらっていましたけど、ひとりで自問自答して作っていた感覚もすごくあって。ずっとファイティングポーズしてましたからね、当時は(笑)。今回は多保さんをはじめ、ミュージシャン、アレンジャー、エンジニアを含めて、みんなで作った1枚という感じがあります。制作していて“自分はひとりじゃない”って思えた瞬間も何度もあったし。

――新しい音楽も意識的にチェックしてるんですか?
【家入】 してますね。バンドでいうとThe fin.さん、D.A.N.さん、Galileo Galileiさんとか。「シティボーイなアイツ」は、Galileo Galileiとも一緒にやっていたPOP ETCのクリストファー・チュウにアレンジしてもらってるんですよ。あとはサカナクションさんのチームのみなさんにも参加していただいたり――ライブを観に行かせてもらって、すごく音が良かったので、お願いしたんです――「Party Girl」のシンセのアレンジは80KIDZの方に依頼しました。「恍惚」は「ドラムンベースをやりたい」というところから始まったんですけど、ベースの須藤優さん、ドラムの堀正輝さんが「やろうやろう!」と盛り上がって下さって、ベーシックを作ってもらったんです。そういう作り方も初めてだったんですよね。

――こうやって話していても、気持ちが外に向いていることが伝わってきます。20代になって、どんどんオープンになってますよね。
【家入】 そうですね。10代の頃の過ごし方をちょっと後悔しているところもあるんですよ。一生懸命に駆け抜けたからこそ、いまがあると思っているし、音楽に関してはやり切った感じがあるんです。でも、それ以外のことはほとんど何もやってないなって。もっといろんなものに触れて、いろんなところに行ってみたかったという気持ちがすごくあります。20代になれば自分で責任を取れるし――もし良くないと思ったら、まわりの大人が言ってくれるはずなので(笑)――もっと自由にやっちゃおうかなって思っています。

(文/森朋之)

最終更新:7月12日(火)16時56分

オリコン

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。