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自民完勝、2議席再び 猪口氏トップで再選 元栄氏は初、小西氏死守 【ちば参院選2016】

千葉日報オンライン 7/11(月) 12:51配信

 安倍政権の評価を問う1年半ぶりの大型国政選挙となった第24回参院選は10日、投開票された。千葉選挙区(改選数3)は自民党現職の猪口邦子氏(64)がトップで再選。同党新人の元栄太一郎氏(40)も初当選を果たした。民進党現職の小西洋之氏(44)は議席を死守した。自民は前回3年前に続く2議席獲得、公明党の支援も受けて安定した強さをみせた。共産党新人の浅野史子氏(45)はあと一歩届かず。民進党現職の水野賢一氏(49)は議席を失った。同選挙区の投票率は52・01%で、前回(49・22%)を2・79ポイント上回った。

 千葉選挙区には国会議席を持つ4政党などから現職3人と新人5人の計8人が出馬。有権者年齢を引き下げる「18歳選挙権」の導入で、若者票も争奪した。

 猪口氏は、国際政治学者・元少子化担当相としての経験を強調し、安全保障を強固にする外交や女性活躍の後押しをアピール。「千葉は宝」を合言葉に県内経済の振興も唱え、経済団体や党の地元国会議員・県議が広く支援。高い知名度で浸透し、抜け出した。

 元栄氏は、擁立を主導した石井準一参院議員らの強力なサポートを得て、1年前から入念に準備。「2議席確保の鍵」とみた党が終盤にかけて重点的に支え、公明党も積極的に動いた。若さのPRも奏功した。

 小西氏は、旧民主党から民進党への移行に伴って単独公認が崩れ、共倒れも懸念されたが、県連所属の大半の議員が注力。連合千葉の労組票や安保法批判票も加え、踏みとどまった。

 浅野氏は、党の勢いを追い風に念願の初議席獲得に挑戦。安倍政権を厳しく批判して当選圏に迫ったが、惜しくも涙をのんだ。

 水野氏は4月、党2人目の公認候補に。「自民1強打破」や行革を訴えたが、6年前にみんなの党で議席奪取した勢いを欠いた。

 日本のこころを大切にする党新人の香取成知氏(65)は、擁立が公示2週間前で出遅れを挽回できず。

 幸福実現党新人の古川裕三氏(34)と無所属新人の高橋正夫氏(85)も支持を得られなかった。

最終更新:7/11(月) 12:51

千葉日報オンライン

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