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都会女子が驚いた客にこびない店 サービス業も週末休み

福井新聞ONLINE 7月11日(月)19時2分配信

 都会女子が見つけた福井の不思議いろいろ。今回もたっぷり。

 ■土日、休みすぎ

 とりあえず言わせて。
 福井県内のお店、土日休みすぎ!
 初めて福井に来た日がちょうど土日で、鯖江市内の観光をしたんだけど、どこのお店も閉まってるの。
 で、「あ、今日日曜日だから…。」って。

 いやいやいや違うでしょ!
 日曜日は普通、飲食店やってるでしょ。
 最初は衝撃を受けたけど、いまや、「今日日曜日だけど、お店やってるのかな」って確認する癖がついてしまった。
 慣れって怖い。

 それにしても、消費者に媚びないなあ。
 観光地にしようっていう気持ちとか、全くないよね(笑)

 けど、改めて思ったのは、サービス業は土日休めませんって常識(と思ってたけど、どうやらここでは違うみたいね…)が浸透したのってなんでなんだろうね。
 大体の人が土日休みなんだから、みんな土日に休んじゃったらいいのにとも思うの。
 ヨーロッパなんてそうじゃん。

 だからね、逆に言えば、サービス業でも土日、またはどちらかしっかり休める人が多い、幸せな地域なんだなって思ったりもする。
 それってすっごいハッピーじゃん。
 「土日に休めるまち、福井」とか言ったら、首都圏のサービス業に従事してる人たちにはすっごく受けそうだなあ。

 あ、でも朝はちょっと早い気がする。
 9時オープンのカフェとかお菓子屋さんとかよく見かける気がするもん。
 あるカフェのオーナーに、朝早いですねって言ったら、「どうせ朝から準備してるんだから、開けといても変わらないかなーって思って。」って言われたの。
 人が少ない場所だからこそ、開けたままにしておくことができて、お客さんが来ればちょっと手を止めて接客に回ったり、そういう仕事の仕方ができるのかもね。
 都会だと、一旦お店を開けてしまったらお客さんは止まらないからね。
 そういうゆるやかな時間の流れっていいなあ。
 お客さんを見るのもうんざりするような都会とは違って、お客さん一人一人と心の通った交流ができそうな気がする。
 これは大きな魅力だ。

 ■商店街がかなり素敵

 福井の商店街って、いい雰囲気のところが多いなあって思う。
 例えば鯖江市。
 ほどよく田舎なのに、さびれていない。
 昔ながらの小さなお店がちゃんと機能しているし、なんだかゆったりとした時間が流れていてとっても素敵。

 そんな鯖江市の古町商店街、なぜか椅子が置いてある!
 よく観察してみると、ほとんど全ての店の前にベンチが置いてあるの。
 全国的にシャッター商店街って問題になっているけど、それに比べたらきちんと機能しているし、何よりふらっと歩いて、たまに一休みできるベンチの存在はいいなあって思った。

 これは鯖江市だけなのか?と思って、お隣、福井市の駅前にある新栄商店街にも行ってきました。
 そしたら、こっちにもベンチがある!
 新栄商店街ってかなりすごくて、ここには新栄テラスってのがあるんだけど、これがめっちゃいい!
 福井大学と福井市による社会実験を経て、今年の4月から新栄商店街振興組合が運営を引き継ぐことになったもので、新栄商店街周辺地区にある駐車場を3年間屋外広場化して、まちなかの滞在を促すことを狙いとして作られた場所。
 申し込みをすればイヘントを開催することも可能。
 こんな素敵な広場があって、活発に運営されてるように見える新栄商店街だけど、ちょっと前までは、まさにシャッター商店街だったらしい。
 でも、すごい仕掛け人がいて、新栄商店街にたくさんの店舗を呼び込んで、駅前をすっかり活性化させてるんだって。

 福井県って、いろんな地域に、その地域に欠かせないキーマンみたいな人がいて、その人たちのおかげでまちが活性化してる感じがすごいする。

 大野市や坂井市三国も、商店街ではないけど、まちの見どころの通りみたいなのがあって、そこにある建物をリノベーションしたり、いろんなことをして、メインストリートを活性化させてる。
 それってすごく素敵なことだよね。
 福井のいろんなまちの中心の商店街やメインストリートが、これからもどんどん活性化していってほしいし、ゆるパブでもそんな活動に関われたらいいな。(ゆるパブメンバー、しおりんこと江戸しおり)

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 福井の若者や学生、公務員、起業家、経営者、研究者などがゆるくつながり活動する一般社団法人ゆるパブリック(略称:ゆるパブ、2015年福井に設立)が、さまざまな視点から福井のまちの「パブリック」に迫ります。2016年3月まで鯖江市に「ゆるい移住」していた江戸しおりさんを中心に執筆中。

福井新聞社

最終更新:7月11日(月)19時2分

福井新聞ONLINE