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あの初代「M3」を彷彿とさせる武闘派スポーツクーペ/BMW「M2」試乗レポート

オートックワン 7月11日(月)18時30分配信

あの初代E30型「M3」を彷彿とさせるスポーツクーペ

1972年にBMWのモータースポーツ参戦を目的に設立された「BMW M社」。

当初からレース活動のみならず市販モデルの開発を行なっている。1978年にゼロから設計されたスーパースポーツ「M1」、1979年に登場した「M535i」や1983年の「M635i」(M1のエンジンを搭載)などが有名だが、BMW M社の名を世界に広めた一台と言えば、1985年にコンパクトな3シリーズをベースにグループAホモロゲモデルとして登場した「M3」(E30型)だろう。

BMW M2 クーペ 画像ギャラリー

2.3リッターの直列4気筒DOHCエンジンにブリスターフェンダー、専用スポイラー、ボディ剛性の強化など、全てはレースに勝つために設計が行なわれ、世界のツーリングカー選手権で数多くのタイトルを獲得した。

代を重ねることに高性能化し(過ぎ)たM3/M4に代わる弟分、「M2 クーペ」

そんなM3は、2代目以降「ホモロゲモデル」から「最強のロードカー」への道を歩み始めた。パフォーマンスは世代を重ねるたびに高性能化され、5代目となる現行M3/M4のパフォーマンスはスーパースポーツの領域に達している。

ただ、ボディサイズや車両重量もアップしており、価格を含めてやや遠い存在になってしまったのも事実である。

そんなM3/M4の弟分として現れたのが、今回ご紹介する「M2」(M2 クーペ)だ。

コンパクトながら筋肉隆々なマッチョボディ

「M2」のベースとなるのは2013年に登場した2シリーズクーペ。全長4.5mを下回るクラシカルなデザインのコンパクトボディに、Mの名に恥じないアイテムがギュッと凝縮されている。

エクステリアはアグレッシブな造形の前後パンパーにトレッド拡大(フロント70/リア65mm)とフェンダーパネルを大きく拡幅した専用ボディ、19インチタイヤ&ホイールを採用。最新のMモデルはスマートなモデルが多いが、M2はかなりマッチョな印象となっている。筋肉質でモリモリ感の強いフェンダー処理などは、初代M3のイメージを彷彿とさせる部分もあると思っている。

外観に比べるとおとなしい印象のインテリア

インテリアは、BMWの人間工学に基づくドライバー中心の設計に加えて、スポーツシートやMスポーツレザーステアリング、カーボン/アルカンターラのトリムなどによって2シリーズとは差別化されているが、エクステリアと比べてしまうと事務的でそっけない気がするのはちょっと残念な部分でもある・・・。

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最終更新:7月11日(月)18時30分

オートックワン