ここから本文です

授業参観で保護者が見ておくべきポイントはココ

ベネッセ 教育情報サイト 7/11(月) 17:00配信

授業参観は、家庭では見られない子どもの学校での様子を知ることができるチャンスです。そこで、今回は、私立の小中一貫校に長年勤務され、現在は作家、教育評論家として活躍されている中井俊已先生に、授業参観で保護者が見ておくべきポイントについてうかがいました。

授業参観は、学校と先生を知る場でもある

授業参観には、3つの役割があると考えています。
まずひとつ目は、保護者に子どもたちの成長を感じてもらい、学校教育について関心をもってもらうということです。

ふたつ目は、担任の教員と保護者の信頼関係を深めるということです。子どもは学校だけ、家庭だけで育てるものではなく、学校と家庭、双方が力を合わせて育てるものです。多くの保護者が、「どんな先生が、どんなふうに自分の子どもに指導をしているのか」に注目していると思いますが、教員も「授業を通して自分という人間を保護者に知ってもらいたい」と考えています。

そして3つ目は、保護者どうしの親睦を深めるということです。多くの学校で、授業参観のあとに、保護者会や親睦会、レクリエーション大会などが行われ、保護者どうしの交流を図っています。

子どもたちの様子を見るときのポイント…友だちのキャラクターも把握しよう

授業参観では、子どものよいところをできるだけたくさん見つけてあげましょう。「挙手して、発言できているかどうか」はもちろんのこと、手を挙げていなくても、先生の問いかけに対して、うなずくなどして理解している様子があれば、それもOKです。そのほか、しっかり板書をノートに写せている、正しい姿勢で座れている、集中して先生の話を聞けているといった点を見ておくとよいですね。

また、友だちの様子も見ておくとよいでしょう。45分の授業でも、よく発表する子、元気な子、静かな子…さまざまなタイプがいることがわかります。子どもの話だけでは、はっきりとイメージできなかった、友だちのキャラクターがより具体的に見えてくるはずです。

例えば、わが子が「Aちゃんがいやなことを言った」と言ったとき、Aちゃんの様子を知らないと、「うちの子はいじめられている」と早合点してしまう可能性があります。しかし、授業参観でAちゃんの様子を知っていれば、悪意のあるいやがらせではなく、むしろ好意をもっていて、ちょっかいを出していた可能性があるのかもしれないから、少し様子をみようと保護者も冷静になれるはずです。

1/2ページ

最終更新:7/11(月) 17:00

ベネッセ 教育情報サイト