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自民・福岡氏が再選 民進・中村氏に13万票差

佐賀新聞 7月11日(月)12時45分配信

 参院選佐賀選挙区(改選数1)は10日投開票され、自民党現職の福岡資麿氏(43)が25万1601票を獲得、民進党元職の中村哲治氏(44)、政治団体・幸福実現党新人の中島徹氏(42)を大差で破って再選を果たした。連立政権を組む公明党の推薦を受けた福岡氏に、共産、社民が支援する「野党統一候補」の中村氏が挑む与野党激突となったが、分厚い支持基盤や知名度を背景に組織票、個人票を集め、福岡氏が約13万票差をつけた。自民は非改選と合わせ2議席独占を維持。投票率は56・69%で、前回参院選(52・51%)を4・18ポイント上回った。

 福岡氏は、内閣府副大臣として安倍政権の看板政策である地方創生を担当。その強みを生かし、選挙戦では「佐賀創生」と訴えた。再選に向けて1年前から準備を重ね、9月に自民党県連に選挙対策本部を設置、着々と地盤を固めた。

 自民最大の支持基盤だった県農政協議会から推薦は得られなかったものの、推薦団体は建設、商工業、医療関係など950近くを数え、公明党とは初めて党組織間の協力協定を結び、終始優位に選挙戦を進めた。

 民進の中村氏は、出馬表明が5月と大きく出遅れた。全国32の改選1人区では最も遅く「野党候補一本化」にこぎつけ、社民党のほか、市民団体を介して共産党の支援を受けたものの、支持層の「共産アレルギー」を気にして「共闘」を十分に進められなかった。奈良県出身で知名度不足という不利な状況を覆そうと、衆院議員2人の組織が全面支援したが及ばなかった。

■佐賀選挙区開票結果(選管最終)
当251,601票 福岡 資麿 自現
 119,908票 中村 哲治 民元
  12,152票 中島  徹 幸新

=略歴= 福岡資麿(ふくおか・たかまろ)(43)-自民 現(2)
 内閣府副大臣(会社員、衆院議員、参院行政監視委員長、党厚生労働部会長)佐賀西高-慶応大法卒、佐賀市兵庫北 推公

最終更新:7月11日(月)12時45分

佐賀新聞