ここから本文です

投票率、佐賀は56.69% 「18歳選挙権」刺激に 期日前は3割増

佐賀新聞 7月11日(月)13時1分配信

■18歳選挙権など刺激

 佐賀県選挙管理委員会がまとめた参院選佐賀選挙区(改選数1)の投票率は56・69%で、前回2013年の52・51%を4・18ポイント上回った。国政選挙で60%台を下回ったのは3回連続。選挙戦は、自民党現職が終始優位に進めて盛り上がりを欠いたが、選挙権年齢が18歳以上に引き下げられたことに伴う話題性や、関心の高まりが全体の投票率をやや押し上げたとみられる。

 野党が候補を一本化し、事実上の一騎打ちとなった佐賀選挙区。自民党候補は現職副大臣の実績と知名度を生かし、選挙戦を最後までリードした。民進党元職は立候補表明が5月中旬まで遅れたことに加え、奈良県出身で浸透せず、接戦に持ち込めなかった。

 一方、初の「18歳選挙権」を受け、県内の各高校は主権者教育に力を入れ、佐賀市選管が佐賀大学に期日前投票所を設けるなど、若年層向けの取り組みが相次いだ。こうして10代が一票を投じたことが別の世代の投票の動機付けにもなり、前回より投票率が上がった一因になったとみられる。

 投票率が60%を上回ったのは8市町で、最も高かったのは基山町の63・21%、次いで太良町62・18%、江北町61・91%だった。最も低かったのは唐津市の53・38%だった。男女別では男性56・77%、女性56・63%だった。

 当日有権者数は69万3811人(男性32万3649人、女性37万162人)。

最終更新:7月11日(月)16時23分

佐賀新聞