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映画で横須賀、元気に 地元舞台「スカジャン兄弟」 市内在住の監督製作へ 

カナロコ by 神奈川新聞 7月11日(月)11時10分配信

 横須賀を舞台にした映画「スカジャン兄弟(ブラザーズ)」の製作に向け、市内在住の映画監督、矢城潤一さん(54)らが準備を進めている。製作のための会社を設立し、10月からの撮影開始に向けて資金を募集中。「人口減少が進み、元気がないといわれる横須賀だが、他の街に負けない独特の魅力がある。映画を通して、新しいイメージを発信したい」と意気込む。 

 「スカジャン兄弟」は、どぶ板通り商店街で便利屋を営む兄弟が主人公。米軍人の父親と日本人ジャズ歌手の母親を持つ若い女性と出会い、20年以上前に失踪した女性の母親を探して横須賀中を奔走する物語だ。

 脚本は矢城さんが手掛けた。シーンの大部分は市内で撮影する予定。製作者側は「海、緑、基地、トンネル…。横須賀ほどフォトジェニック(写真写りがいい)な街は、他にない」と魅力を強調する。

 主役の海野龍助には窪塚俊介さん、兄弟の母親役には歌手の渡辺真知子さんを起用し、横須賀ゆかりのキャストが数多く出演する。市民から運営や撮影への協力者も募集し、「オール横須賀」の映画を目指す。

 製作費の見込み額は5千万円。先月27日に、資金協力を求める事業説明会を実施した。20年ほど前から横須賀の映画が撮りたかったという矢城さんは、「みなさんの思いが凝縮した作品になるのは確実。ぜひ横須賀に映画を生み出して」と呼び掛けた。

 問い合わせは、映画スカジャン兄弟製作株式会社電話046(895)0771。

最終更新:7月11日(月)15時7分

カナロコ by 神奈川新聞