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日本軍「慰安婦」被害者のユ・ヒナムさん死去

ハンギョレ新聞 7月11日(月)6時56分配信

国内外の被害者のうち生存者は40人に

 日本軍「慰安婦」被害者ハルモ二(おばあさん)のユ・ヒナムさん(88)が他界した。政府に登録された慰安婦被害者(全体238人)のうち生存者は40人(国内38人、国外2人)となった。

 京畿道広州(クァンジュ)市退村(テチョン)面にある「ナヌムの家」で暮らしていたユさんが10日午前8時23分、国立中央医療院で肺がんで亡くなったとナヌムの家が同日明らかにした。1928年忠清南道牙山(アサン)で生まれたユさんは、15歳の時に強制連行から逃れようと数十キロメートル逃走した末に捕まり、1943年から下関で1年間、日本軍慰安婦としての生活を余儀なくされた。ユさんは第2次世界大戦が終わってから帰国し、物売りなどをしながら生活していた。

 ユさんは、慰安婦被害の後遺症で、長い間不眠症と心臓疾患を患っていたが、2009年、肺がんの判定を受けた。2012年、ナヌムの家に移ったユさんは、日本の公式謝罪と法的賠償、被害者の名誉回復に向けて積極的に活動してきた。昨年7月には米国のサンフランシスコ連邦裁判所に、天皇や安倍首相、産経新聞、三菱に対し、人道に反する罪と名誉毀損の訴訟を起こした。通夜はソウル国立中央医療院で営まれており、出棺は12日午前8時、埋葬地はナヌムの家の追悼公園になる予定だ。

広州/キム・キソン記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月11日(月)6時56分

ハンギョレ新聞