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マジック!が夏にピッタリな新作とともにカムバック!彼らならではのリラックス・サウンドのヒミツとは?(Album Review)

Billboard Japan 7月11日(月)11時10分配信

 2013年、シングル「ルード」でデビュー。ジワジワと人気が拡散し、翌2014年には、全米・全英でNo.1に到達する大ヒットを記録した、カナダ・トロント出身の4人組レゲエ・バンド、マジック!。同曲が収録されたデビュー・アルバム『ドント・キル・ザ・マジック』(2014年)は、アメリカで6位、本国カナダでは5位まで上昇し、ゴールド・ディスクに輝いた。

 本作の発売からおよそ2年ぶり、通算2作目となる、マジック!の新作『プライメリー・カラーズ』が、海外で7月1日にリリースされ、日本では7月27日に発売することが決定した。レゲエ界を代表するシンガー、ショーン・ポールをゲストに招いた「レイ・ユー・ダウン・イージー」が先行シングルとしてリリースされ、3月に公開されたビデオは、700万視聴回数を記録している。

 今年は、ポップ・シーンでもレゲエを取り入れたナンバーがヒットしているが、彼らはあくまでスタンダードなレゲエのスタイルを崩さない。「ルード」もそうだったが、“売ろう”という商業的なニオイがしないところに、ミュージシャンとしてのプライドや意地のようなものを感じる。その余裕が、彼ら特有のリラックス・サウンドに反映しているのだろう。

 2ndシングルの「レッド・ドレス」も、素晴らしい曲。気だるさが心地よい夏にピッタリのレゲエ・ソングで、「ルード」の二番煎じといったらそれまでだが、あのサウンドにハマったリスナーなら間違いないだろう。赤いドレスを着替えていく、個性的な女性たちが出演するビデオもクオリティ高く、渡辺直美ソックリのアジア女性も気になるところ…。

 シングル・カットした2曲は、どちらも直球のレゲエ・ソングだが、オープニングを飾る「ハブ・イット・オール」や「グロリア」は、スタンダードなアメリカン・ポップスだし、マルーン5を彷彿するファンク・チューン「ダンス・モンキー」や、泣かせ系のメロウ「アイ・ニード・ユー」もあり、バラエティ豊か。マニア向けの作品ではなく、レゲエに慣れ親しんでいないリスナーも、気軽に聴くことができるアルバムに仕上がっている。

 7月27日に発売される『プライメリー・カラーズ』の日本盤のみ、ボーナス・トラック「#サンデーファンデー」と、「レイ・ユー・ダウン・イージー」のアコースティック・バージョンが収録され、芸人・ネゴシックス(NEGO6)が描き下ろした、スペシャル・ステッカーも封入される。

Text: 本家 一成

◎「Red Dress」MV
https://youtu.be/FaX64o71vGQ

◎リリース情報
『プライメリー・カラーズ』
マジック!
2016/07/27 RELEASE
2,376円(tax incl.)

最終更新:7月11日(月)11時10分

Billboard Japan

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。