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鶴保氏(自民)4選 参院選

紀伊民報 7月11日(月)6時2分配信

 参院選は10日、投開票され、和歌山選挙区(改選1)では自民現職の鶴保庸介氏(49)が、他候補を圧倒する得票で4選を果たした。市民団体が擁立した新顔の由良登信氏(64)は支持の広がりはあったものの現職を脅かすほどには票を伸ばせず、幸福新顔の西本篤氏(46)も苦戦した。同選挙区の投票率は55・29%で、前回選挙(2013年、54・94%)をわずかに上回った。


 鶴保氏は県内各地で街宣活動をするとともに、街頭演説や個人演説会を続け、いずれも多くの支持者が集まった。地元の首長、自民党県議らも応援に駆け付け、党としての組織力の強さを見せつけた。国土交通副大臣も務めた3期18年の実績を示し、強く訴えたのは「地方の発展のため、全国一律となっている規制を地方の実情に応じて緩和する」。長年言い続けており「不退転の決意で実現を目指したい」と語っていた。

 自民や公明の支持層を中心に手堅く票を積み重ね、目標だった「前回(27万3960票)以上」をクリアし、期待していた30万票を超える支持を集めた。

 一方、由良氏は安保関連法廃止などを目指す市民団体が擁立した候補で、共産や社民、生活から推薦を受け、憲法改正に反対する県内各地の住民団体などの応援も得て、幅広い層や年代からの支持を目指した。推薦はなかったものの与党と対決姿勢をとる民進から関係者が応援に駆け付け、民進支持層にもアピールした。得票数は前回の民主も含めた5党の比例得票合計数10万7669票を上回った。

 西本氏は景気回復としての消費税減税や戦争抑止力としての国防強化を政策として訴え、支持拡大を目指したが、得票率は5%弱。目標の10%超に届かなかった。

最終更新:7月11日(月)6時2分

紀伊民報