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同級生と同舞台に返り咲くために…大型ストライカー山崎凌吾は徳島で修行中

ゲキサカ 7月11日(月)11時53分配信

[7.10 J2第22節 横浜FC0-2徳島 ニッパツ]

 徳島ヴォルティスに4試合ぶりの白星をもたらしたのは、FW山崎凌吾の右足だった。後半20分、MF内田裕斗が上げたクロスをFW佐藤晃大が頭で落とすと、身長187cmを誇る山崎が長い足を目いっぱい伸ばしてゴールに流し込む。5月15日の清水戦以来、9戦ぶりとなるゴール。23歳は「これをきっかけにしたい」と力強く話した。

 山崎は福岡大出身の2年目Jリーガー。大学在籍時から鳥栖に特別指定選手として参加し、ナビスコ杯(現ルヴァン杯)でJリーグデビューも飾った。卒業後はそのまま鳥栖に入団。順風満帆かと思えた。

 しかしプロ1年目に大きな壁にぶつかった。「1年目からバンバン試合に出るというイメージだった」と言うが、リーグ戦の出場は途中出場の1試合。出場時間はわずか1分間にとどまった。実力を試す場すらつかみ取ることが出来なかった。

 そこで山崎が決断したのはJ2徳島へのレンタル移籍。もちろん出場機会を得るためで、迷いはなかった。徳島では開幕から先発出場を続け、第3節の山形戦では初ゴールを含む2ゴールを記録。ストライカーとしての本能を呼び戻していた。

 不慣れなポジションにも挑戦中。これまでは持ち前のスピードを武器に、最前線でDFの裏に抜ける1トップの動きを得意としていたが、徳島では1トップから一つ下がったシャドーポジションを任されている。「最近は立ち位置だったり、動き出しはイメージがついてきた」と手ごたえも感じている。

「(同級生の)武藤(嘉紀=マインツ)だったり、昌子(源=鹿島)、(大学の同期の)大武(峻=名古屋)、田村(友=福岡)の活躍は刺激になっている。でもまだまだ自分はそこまで行けない。自分は自分のペースというか、努力して、一緒のピッチに立てるように頑張りたい」

 今季の目標はJ1復帰すること。どこでということは今は関係ない。「個人的には2桁(ゴールが)取りたい。チームもプレーオフに入って、上位に絡めるように頑張りたい。まだチャンスはある。連勝もできると思うので頑張りたい」。自らの得点でチームを上位へ導くこと。結果を残し続けることがJ1への近道だ。

最終更新:7月11日(月)11時53分

ゲキサカ

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