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「俺は湯沢副市長、あばよ総務省」エリート副市長が今年もラップ熱唱

THE PAGE 7/12(火) 10:00配信

 秋田県湯沢市で、総務省から出向したエリート副市長がラップを熱唱する動画が8日、YouTubeで公開された。ラップは、今月開催されるイベントのPR動画として制作されたもので、副市長が出演するのは去年に続いて2回め。副市長の執務室で「ストリート系」ファッションに変身していきなり歌い出す姿に、昨年は大きな話題を呼んだ。今年は、ついに市長まで登場した「ラップ動画」について、湯沢市副市長に取材した。

総務省から来たキャリア副市長

 スーツ姿で市役所庁舎に入る副市長。音楽とともにストリート系ファッションに変身し、歌い出す。「俺は茨城生まれ、湯沢副市長。あばよ総務省。イエッセッショー」。昨年公開された第3回湯沢ストリート村のPR動画の冒頭だ。

 ラップを披露したのは、総務省から秋田県湯沢市副市長に出向している藤井延之さん(34)。東京大学法学部を卒業し、アメリカ留学も経験したキャリア官僚だ。昨年4月に着任すると、気さくな人柄で街になじんた。

若者がラジカセを持って副市長室にやって来た

 その頃、ヒップホップやストリートダンスなどで湯沢を盛り上げるイベント「湯沢ストリート村」実行委員長の藤田一平さん(32)は、イベントをどうにか盛り上げる方法を探していたという。「若い副市長だから、興味を持った」という藤田さんは、早速藤井副市長に面会を求める。着任地の若者との交流を楽しみにしていた藤井副市長だが、副市長室に大きなラジカセを持って入室してきた藤田さんに「ギョッとした」という。副市長と面会し、藤田さんは、副市長にイベントのPRラップを歌ってもらうことを思いついた。

 ラップは初めてだったという藤井副市長。出演依頼を嬉しく思い引き受けた。市役所内から反対はなかったのだろうか。「慎重論は出なかったですね。みんな変化を待ち望んでいたのだと思います。」副市長は多忙な公務の合間に、デモ音源を聞きながら練習していたという。

「副市長ラップ」で、広く市民に親しまれるイベントに

 昨年6月の動画公開後、インターネット上を中心に大きな反響があった。「公務で新たに会う人に『ラップ見ましたよ』と声をかけられるようになった」と藤井副市長。「湯沢ストリート村」のイベントも、ヒップホップファンを中心としたイベントだったのが、街の人々に広く認知されるようになったという。

 今年も7月22日から24日に、「第4回湯沢ストリート村」は開催される。今年は、イベントも副市長ラップもグレードアップした。今年から、会場を「道の駅おがち」の隣に新たに整備された小町の郷公園に移し、入場無料となった。「3000人は集めたい」と藤田さんは息巻く。22日夜には副市長もライブ出演する。

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最終更新:7/12(火) 18:42

THE PAGE

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北朝鮮での幼少時代、『ここは地球上最高の国』と信じていたイ・ヒョンソだったが、90年代の大飢饉に接してその考えに疑問を抱き始める。14歳で脱北、その後中国で素性を隠しながらの生活が始まる。 これは、必死で毎日を生き延びてきた彼女の悲惨な日々とその先に見えた希望の物語。そして、北朝鮮から遠く離れても、なお常に危険に脅かされ続ける同朋達への力強いメッセージが込められている。