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東京五輪見据え…バスケ岸本隆一選手、日本代表入り 琉球キングスから初

沖縄タイムス 7月12日(火)6時47分配信

 日本バスケットボール協会は11日、第38回男子ウィリアム・ジョーンズカップ(23~31日・台北市)の日本代表14人に、琉球ゴールデンキングスのガードで、名護市出身の岸本隆一(26)を選出したと発表した。沖縄県勢の日本代表入りは、昨季で引退した仲村直人(元島根スサノオマジック)が出場した2005年キリンカップ以来11年ぶり。
 大会はチャイニーズ・タイペイ協会が主催する国際招待大会で、カリフォルニア州立大(米国)、韓国、イランなど9チームが参加する。日本代表は18~21日、東京の味の素ナショナルトレーニングセンターで第5次強化合宿を行い、22日に台湾へ出発する。

■得点力高いポイントガード

 琉球ゴールデンキングス初の日本代表選手が誕生した。エースガードで、昨季の主将を務めた岸本隆一は「いつかは日の丸をつけて戦いたい気持ちはあったけど、時間がかかると思っていた。聞いた時はびっくりした」と自身初の代表入りを素直に喜んだ。
 TKbjリーグ最終シーズンの昨季は、3点弾やドライブを生かした得点力を武器に活躍。3月の滋賀戦ではリーグ日本人最多タイ記録の41点を挙げた。「得点に絡めるポイントガードとして評価してもらえたと思う」と語った。
 速攻や攻守の切り替えの速さなど、キングスで培った技術に自信を持つ。「ボールを早く前線に送り、攻め込む形をつくりたい」とアピールに意気込む。リオデジャネイロ五輪出場を逃し、再出発を切る代表に入り「『アカツキファイブ』の名前の通り、これから上がっていくきっかけになりたい」と拳を握った。
 代表という「甘えのない環境」でリーダーシップを磨き、Bリーグにつなげたいという。東京五輪への期待も増した。「自分にも可能性があると思えた。慢心せず、謙虚にやっていきたい。沖縄の子どもたちにも、努力次第で代表を目指せると思ってもらいたい」
 伊佐勉ヘッドコーチは、チームから初の代表選手輩出を喜び「沖縄出身の選手だというのもうれしい。ほかのメンバーにもいい影響になり、代表選手が2人3人いるようなチームになれれば」と期待した。

 (きしもと・りゅういち) 1990年5月生まれ。名護市出身。北中城高-大東文化大出。2013年琉球ゴールデンキングス入団。13~14シーズンに新人賞、bjリーグ優勝。リーグ決勝で34得点し、ファイナルMVPに選出された。15~16シーズンは主将を務め、リーグ最多4度目の優勝に貢献した。

最終更新:7月12日(火)12時8分

沖縄タイムス