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東村高江 市民、機動隊もみ合い12人排除 車両10台資材搬入

琉球新報 7月12日(火)10時17分配信

 【国頭・東】米軍北部訓練場の一部返還に伴うヘリコプター着陸帯(ヘリパッド)建設問題で12日午前5時ごろ、建設に反対する市民らが北部訓練場の東村高江にあるメインゲート前で、沖縄防衛局が前日に設置した柵を撤去しようとし、県警機動隊ともみ合った。機動隊約100人が柵を撤去しようとした市民ら12人を排除した。その際、抗議していた男性(63)が機動隊員に基地内に運ばれ拘束されたが、約20分後に解放された。
 市民らは、柵が設置された場所は県道の一部と主張。県北部土木事務所に無許可で柵を設置したことを違法とし、柵を撤去しようとした。
 ゲート前などに座り込んだ市民らに対し、機動隊は午前5時から9時時点で少なくても6回、ごぼう抜きなどで排除した。
 一時拘束された男性は「公務執行妨害だと何度も言われた。体を押されてぶつかったことはあるかもしれないが、暴力は振るっていない。不当な拘束だった」と憤った。
 午前6時10分ごろ、機動隊が市民らを排除している間に、プレハブの資材や簡易トイレなどを積んだ工事車両10台と防衛局職員らを乗せた車両13台が基地内に進入した。
 抗議活動に参加した沖縄平和運動センターの山城博治議長は「市民による抗議活動を妨げるために、このような柵を設置してよいのか」と指摘。その上で「5年前(2011年)から県警が積極的に市民を排除するようになっている。どうなっているんだ」と憤りを見せた。
【琉球新報電子版】

琉球新報社

最終更新:7月12日(火)12時0分

琉球新報