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事故物件の専門家が明かした“住んではいけない部屋”の見分け方とは?

映画.com 7月12日(火)17時30分配信

 [映画.com ニュース]「白ゆき姫殺人事件」(2014)、「予告犯」(15)、「殿、利息でござる!」(16)の中村義洋監督がメガホンをとり、竹内結子と橋本愛が初共演した映画「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」のブルーレイ&DVD発売を記念し7月9日、「ニコニコ生放送」で特別番組が配信された。番組では、永田芳弘プロデューサーと、事故物件公示サイト「大島てる」の代表・大島てる氏、書籍「禁断の現場に行ってきた!!」などの著者・村田らむ氏が、“住んではいけない部屋”についてトークを繰り広げた。

 第26回山本周五郎賞を受賞した小野不由美氏の小説を映画化。小説家である「私」(竹内)は、女子大生の久保(橋本)から受けた「住んでいるマンションの部屋から奇妙な音がする」という悩み相談に興味を持ち、久保と共に調査を開始する。2人はやがて、マンションの過去の住人たちがさまざまな事件に巻き込まれたことを知り、連綿と続く“音”の恐るべき正体に迫っていく。

 土地に残る“穢(けが)れ”が徐々に明かされていく恐怖が本作の魅力だが、大島氏と村田氏は「不動産業界にも、きちっと取材をされている印象を受けました。業界のプロが見ても楽しめると思いました」(大島氏)、「おどかす系ではないから、怖いのが苦手な人でも見られる。じんわり怖いというか、聞き込みをして過去にさかのぼっていく感じが(実際に)取材しているみたいで面白かった」(村田氏)と専門家目線で語った。

 住んではいけない部屋、いわゆる“事故物件”の見分け方については「やっぱり家賃が安いというのはよく言われますが、ただ家賃が安ければ、それは正直に教えてくれるということとセットですから別に問題ない。問題は安くもなっていない、正直にも言われていない、そういう事故物件に知らずに住んでいることです」(大島氏)と恐怖をあおる。村田氏はさらに話題を掘り下げて「特殊清掃の人に話を聞いたのですが、掃除をしていても、人間の油までは落ち切っていないらしい。地面に沿って見ると光っている部分があったり、フローリングの質感が違う場所があったりするので、そこを触ると油が溶けて手につくらしいです」とおぞましい豆知識を披露した。

 なお、番組内で「事故物件に住んだことがある?」とのアンケートを取ったところ、89.1%が“ない”と答えた一方、“ある”が5.0%、“今住んでいる”が5.9%という結果に。大島氏は「実は知らずに、安くない家賃のまま事故物件に住まわされている人が、この89.1%の中にかなり紛れているのではないか」と警鐘を鳴らしていた。

 「残穢(ざんえ) 住んではいけない部屋」ブルーレイ&DVDは、発売中&レンタル中。

最終更新:7月12日(火)17時30分

映画.com

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。