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パナマ文書が題材!スティーヴン・ソダーバーグ監督の新作

シネマトゥデイ 7月12日(火)10時0分配信

 映画『トラフィック』『マジック・マイク』などでおなじみのスティーヴン・ソダーバーグ監督が、ピューリッツァー受賞作家ジェイク・バーンスタインが手掛けたパナマ文書を題材にしたノンフィクションの新作「シークレシー・ワールド(原題) / Secrecy World 」の映画化を企画しているとDeadlineや複数のメディアが報じている。

【動画】スティーヴン・ソダーバーグ監督作『マジック・マイク』

 本作は、ソダーバーグ監督が自ら製作し、メガホンを取ることも視野に入れている作品で、脚本は映画『インフォーマント!』『サイド・エフェクト』などでソダーバーグ監督とタッグを組んできたスコット・Z・バーンズがバーンスタインの原作を脚色する。原作は、出版会社ヘンリー・ホルト・アンド・カンパニーを通してこれから出版される予定で、出版前から映画『ラストベガス』を手掛けたローレンス・グレイの制作会社グレイ・マター・プロダクションが、この原作の映画化権を獲得していた。さらに現在、このグレイ・マター・プロダクションは、アノニマス・コンテントとタッグを組んで製作を進めている。

 原作「シークレシー・ワールド(原題)」には、パナマ文書に関した新たな詳細や権力を持つ者の財政的な陰謀、銀行の違法行為なども記されている。パナマ文書は、パナマの法律事務所「モサック・フォンセカ」から流出した機密文書。同事務所を利用し、意図的に所得税や法人税が極端に下がるタックスヘイブン(租税回避地)の国と地域に設立された21万社以上の企業と、その会社に関連する個人名が記載されていた。ただ脱税とは異なり、タックスヘイブンによる“課税逃れ”は違法ではない。

 多くの社会派作品を制作してきたソダーバーグ監督が、どのような手腕を見せるのか楽しみだ。 (細木信宏/Nobuhiro Hosoki)

最終更新:7月12日(火)10時0分

シネマトゥデイ

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。