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漁業再生を願いヒラメ稚魚放流 相馬

福島民報 7月12日(火)10時40分配信

 福島県栽培漁業協会は11日、相馬市の磯部沖で福島県漁業の主力品種であるヒラメの稚魚を放流した。政府が6月に福島本県沖のヒラメの出荷制限を解除してから初の放流で、関係者は一日も早い水揚げに期待を膨らませた。
 同会は東京電力福島第一原発事故の翌年から毎年、放流している。新潟県村上市の同県水産振興協会村上事業所で育てた6センチから7センチの稚魚約5万匹が相馬市の松川浦漁港に運び込まれた。相馬双葉漁協青壮年部が協力し、小型漁船2隻で磯部沖の沿岸約500メートル、水深約7メートルの海域に輸送した。関係者が水槽からバケツで稚魚をすくい海に放した。
 13日は南相馬市鹿島区の真野川漁港を出港し、鹿島沖に約5万匹を放つ予定。3年ほどで出荷に適した1キロほどに成長する。
 いわき市、相馬双葉両漁協は9月以降のヒラメの試験操業開始を目指している。

福島民報社

最終更新:7月12日(火)11時32分

福島民報