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FNETS、高度標的型攻撃対策をワンストップサービスで提供

ITmedia エンタープライズ 7月12日(火)7時54分配信

 富士通ネットワークソリューションズ(FNETS)は7月11日、高度な標的型攻撃からITシステムを守るサイバーセキュリティソリューションを提供すると発表した。

 新サービスは、不正アクセス対策やウイルス対策、情報漏えい対策など従来のサービスに加え、富士通の「セキュリティマイスター」認定を受けた担当者によるコンサルティングサービスやセキュリティ対策製品の構築・運用支援、教育・訓練までを含めたトータルサービスとして提供する。継続的なセキュリティ強化の支援を重点に、セキュリティリスクが発覚した場合には、対策の運用サイクルを回すことで安全性の高い環境を維持し続けられるようにするという。

  富士通の「セキュリティマイスター」は、富士通グループの中からサイバーセキュリティに関する技能を持った人材を発掘・育成し、安心安全なICT運用を支えることを目的にした制度。同制度のエキスパートは、IPAの情報処理技術者試験の高度試験の取得や専門的なセキュリティ教育の受講が認定条件となる。

 サービスでは、このセキュリティマイスターによる対策最適化のための評価を行い、リスク分析や改善提案、ロードマップ策定などを行う。構築では、SDN技術を利用した脅威検知時の自動的なネットワーク制御による一時対応をできる仕組みを提供するほか、運用支援では、SOCベンダーと連携した24時のリアルタイム監視やインシデント発生時のオンサイト対応支援も行う。教育・訓練サービスでは、より実践に近いシナリオに基づく訓練を経営トップから一般従業員まで体験したり、ゲーム形式のセキュリティコンテストを実施したりする。

 高度な標的型攻撃の対策では、未知のマルウェアなどの侵入を未然に防ぐだけでなく、インシデントの発生を前提に、迅速な隔離・駆除と、情報漏えいなどを防ぐ多層防御による対応が一般化しつつある。ただ、多層防御の運用には高度な知識や技術力が必要とされ、懸念する企業も多いとされる。FNETSは、こうした課題に対応する新サービスで2017年度に30億円の売上を見込む。

最終更新:7月12日(火)7時54分

ITmedia エンタープライズ