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米迎撃ミサイル配備地 南東部の星州郡に決定か=韓国

聯合ニュース 7月12日(火)17時40分配信

【ソウル聯合ニュース】米国の最新鋭地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD、サード)」の韓国配備について、韓米当局が南東部の慶尚北道・星州郡星山里一帯に配備することを事実上決定し、詰めの調整を行っていることが12日、複数の韓国政府筋の話で分かった。

 韓米国防当局は、両国の共同実務団が星州郡をTHAADの配備地として最適だとする報告書を両国軍の最高幹部に提出する行政手続きを終え次第、早ければ来週にも配備先として発表するもようだ。

 政府筋は「韓米が軍事的効用などを綿密に検討した結果、韓国空軍の防空砲台がある星州郡を最終候補地に挙げた」と伝えた。

 行政手続きの過程で異変がない限り、共同実務団が評価した地域として星州郡に決定する見込みだという。

 韓米当局が星州郡を最終的な候補地に挙げたのは、軍事的な効果を最も高く評価したほか、住宅密集地域ではないため住民の安全や環境汚染などの問題が発生する可能性が低いと判断したためとみられる。

 星州郡に最大射程200キロのTHAADが配備された場合、米軍基地がある京畿道の平沢や全羅北道・群山、韓国陸海空軍統合本部がある中部の忠清南道・鶏竜台、江原道・江陵までカバーし北朝鮮のミサイルを迎撃できることになる。

星州郡は中国と離れているため、THAAD配備に強く反発している中国を刺激する可能性が少ない点も考慮されたようだ。

 韓国軍関係者は「在韓米軍が昨年から星州郡を非公式に調査してきたと承知している」と伝えた。

最終更新:7月12日(火)17時43分

聯合ニュース