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鳥越俊太郎氏が都知事選出馬正式表明 中身のなさにやや不安

東スポWeb 7月12日(火)17時39分配信

 ジャーナリストの鳥越俊太郎氏(76)が12日、都内のホテルで東京都知事選(14日告示、31日投開票)に出馬することを正式表明した。「生まれは九州。九州なまりが消えない都民だが、東京には30年は住んでいる。都民の資格は持っているつもりだ」と意気込んだ。しかし、急な出馬とあって、政策はなし。マスコミ出身だけに明快な話し方だが、中身のなさに不安も残した。

 鳥越氏が都知事となったら、同じく福岡出身の舛添要一前都知事(67)に続いて九州人が東京のトップになる。鳥越氏は「住んでよし、働いてよし、環境によしの“3つのよし”を持つ東京に全力をささげたい」と目標を語った。

 舛添都政の反省から税金の使い方には慎重になることや、2020年東京五輪・パラリンピックの成功と待機児童問題の解決を訴えた。また「あえて付け加えるなら」として、「憲法改正ということが射程に入っていることが参院選で分かった」と、憲法改正反対の意志を都知事選で示したいと語った。

 問題は質疑応答だ。「都政で安保や憲法の議論をする場はないが、考えはあるのか」と聞かれると「具体的にはない。ありません」ときっぱり。「五輪のあり方はどうあるべきか」との問いには「昨日出馬を決めたばかりで、細かい費用についてはチェックしていない。知りません」と述べた。

 東京一極集中の是非についても「こうだという処方箋はありません。すいません」。舛添都政でも話題になった都有地の韓国人学校への貸し出し問題には「まだ私はその任にないので具体的には知りません。しかるべく検討する」とした。

 本人が「強みは楽天的なところ。がんになってもショックを受けなかった。がんをくぐり抜けてきたことを考えると、都知事になって遭遇する苦難や障害もそれほど大変じゃないのかな」と言うだけあって、勢いで選挙に臨もうという印象を受ける。

 また、若い女性記者に「弱点を教えてください」と聞かれ、「ちょっとアホなところ」とちゃかして答えてもいた。

 そんな鳥越氏には民進、共産、生活、社民の野党4党が統一候補として支援する見込み。会見後には同じホテルで、すでに出馬表明している元日弁連会長の宇都宮健児氏(69)と会談。宇都宮氏は「選対として判断する」と、今後の状況次第では出馬取りやめの可能性もあるとした。

 民進党から11日に出馬要請を受けていた元経産省官僚の古賀茂明氏(60)は、鳥越氏の会見に乱入して応援を約束。野党がまとまれば、分裂選挙の与党候補に勝つ目も出る。

最終更新:7月12日(火)17時39分

東スポWeb

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

斬首動画が何百万回も再生されてしまう理由
昔は街の広場で、現代はYouTubeで。歴史を通じ、公開処刑には必ず人だかりがつきものでした。人が処刑というものを、恐ろしく不快に感じながらも、つい気になって見てしまうのはなぜか。フランシス・ラーソンが人間と公開処刑の歴史、中でも斬首刑に焦点を当てて解説したこのトークは、気分の良い内容ばかりではありませんが、同時に興味をそそること間違いないでしょう。