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【高校野球】ヌンチャク君の母校が初戦突破!後継者は「バット3回転」

東スポWeb 7月12日(火)17時47分配信

 第98回全国高校野球選手権・埼玉大会が12日、埼玉県内各地で行われ、昨夏「噂の代打男」として全国的に注目を集めた滑川総合が、2回戦の小鹿野戦(熊谷)で今夏初戦を迎えた。

 試合は11―1で6回コールド発進。バットを振り回す代打男の芸術的なルーティンが、ユーチューブなどで大きな注目を集め、メジャーリーガーの間でも「ファンタスティック!」と話題となった「ヌンチャク君」の魂は、この世代にもしっかり受け継がれていた。

 背番号19ながら主将を務める堀内廉(3年)はチームのムードメーカー。「試合には出られなくてもベンチを盛り上げられれば」と大きな声を張り上げ、冗談も飛ばす。滑川総合には「コミュニケーション・チーフ」(CC)という役職があり、選手が学年に関係なくお互いに気づいたことを指摘しあえるほど仲がいい。現CCの中嶋勇旗(3年)は「日ごろ部室でわちゃわちゃやっている雰囲気を、グラウンドにも持ち込めるようにしています。CCができたのは昨年からなのですが、先輩たちのいいところを受け継ぎ、今のチームはとてもいいムードできています」という。

 昨夏は、ツイッターなどで騒ぎが拡散。賛否両論が入り混じり、大変だったというが「それでもボクらにとっては誇りの先輩。あれは先輩にしかできないもので、誰もマネすることはできませんが、チームを盛り上げようという先輩の魂は、ボクらにもしっかり生きています」(中嶋)

 この試合でも主砲の杉山昌樹(3年)は、打席で3回転ほどバットを回すルーティンで臨んでいた。

 ちなみにヌンチャク君の決めポーズはドカベンの「秘打・白鳥の湖」なのか、アニメ・てーきゅうの「夜叉の構え」なのか、当時は議論が分かれたが、その真相は意外なものだった。

「実はそのどちらでもありません。バットを相手投手に向けるのは『ピッチャー、やるね』という意味で、相手に敬意を示した先輩オリジナルの構えなんです」(中嶋)

 順当ならこの夏、最大のヤマ場は5回戦の花咲徳栄戦か。それでも堀内主将は「目標はもちろん甲子園!」と力強く言い切った。

最終更新:7月12日(火)18時17分

東スポWeb

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