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持ち運べる本格派ゲーミングノート「NEXTGEAR-NOTE i4600PA1-PCU」(PCUSERコラボモデル)徹底レビュー

ITmedia PC USER 7月12日(火)16時4分配信

●コンパクトかつパワフルなゲーミングノートの特別コラボモデル

 マウスコンピューターのゲーミングブランド「G-Tune」から登場したNEXTGEAR-NOTE i4600シリーズは、14型液晶ディスプレイを搭載したゲーミングノートPCだ。ゲーミングノートPCとしては比較的コンパクトで軽量なボディーにクアッドコアCPUのCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz)とNVIDIA GeForce GTX 965Mを詰め込んでいる。

【ゲーム性能をチェック】

 同社のWebページではメモリ容量やデータストレージ構成が異なる5種類のベースモデルが用意されており、それぞれBTOで構成できるが、今回は特別に、PCUSERとのコラボモデルを用意していただいた。

 粘り強い交渉の結果、通常のベースモデルとは異なるイレギュラーなベーススペックとすることで割安な価格に落とし込むとともに、特典として2種類から選べる「秘蔵のG-Tuneちゃんグッズ」をバンドルするという欲張りな要望を聞き入れてもらっている。その評価機を入手することができたので、性能や使い勝手を検証してみよう。


●扱いやすい重量約2kgのボディー

 ボディのサイズは、349(幅)×247(奥行き)×25.4(高さ)mm、重量は約2kgだ。評価機の実測は2050gだった。

 クアッドコアCPUと強力な外部GPUを搭載した本格派のゲーミングノートPCは画面サイズ15型クラス以上のモデルが多く、そのイメージが強いためか、実物を目にするとかなりコンパクトで軽量で、とても扱いやすく感じる。

 全体的にシンプルながら、独特のラインでカットすることでゲームマシンらしい近未来的なイメージを演出するデザインも好印象だ。

●ゲームを快適にプレイできるパワフルな基本スペック

 コンパクトで軽量だからといって基本スペックは妥協していない。CPUはIntel最新の第6世代Coreプロセッサーの中でもパワフルなCore i7-6700HQ(2.6GHz/最大3.5GHz)を搭載。4コアで8スレッドの同時処理に対応し、ゲームはもちろん、クリエイティブ、マルチメディア系の処理もパワフルにこなす。

 外部GPUとしてNVIDIA GeForce GTX 965M(2GB)を搭載。第2世代MaxwellアーキテクチャーのミドルレンジGPUであり、3D描画性能はデスクトップ向けのGeForce GTX 950あたりに相当する。たいていのゲームを実用以上の快適さでプレイできるパフォーマンスを備えている。

●NVMe対応の爆速M.2 SSDを搭載

 メモリはPC4-17000 SO-DIMMを採用しており、16GB(8GB×2枚)と余裕ある容量とした。また、データストレージには、PCI Express 3.0 x4(NVMe)にするM.2 SSD「Samsung SM951」の256GBモデルを搭載する。

 この構成はPCUSERコラボモデル独自の内容であり、ベースとしたプラチナモデル(NEXTGEAR-NOTE i4600PA1)の標準構成から1TBのHDDを省いた内容になっている。ただ、BTOにも対応しており、メモリを32GBとしたり、2.5インチHDDを追加することも可能になっている。

 なお、底部のカバーを外せばメモリソケットや2.5インチベイにすぐにアクセスできる構造になっているので、自己の責任において交換や増設をしたい場合にも楽々対応できるだろう。

●先進のUSB 3.1 Type-Cを装備

 通信機能は、1000BASE-T対応の有線LANを標準装備。さらにIEEE802.11a/b/c/g/ac対応無線LAN(最大433Mbps)、Bluetooth v4.2M.2規格の通信カードを標準で搭載する。BTOではより高速な最大867Mbps対応の通信カード(Intel Dual Band Wireless-AC 8260)を選ぶことができる。

 本体装備の端子類では、USB Type-Cポートが光る。USB Type-Cは、小型で上下の向きがないリバーシブルなデザインで、これからスマートフォンやタブレット含めて普及することが確実なだけに、変換コネクタなどを使わずにこれが使える点は大きい。USB 3.1 Gen.2(10Gbps)の速度に対応する点もポイントだ。

 このほかに従来のType-AのUSB 3.0も3基備えるほか、ディスプレイ出力として2基のMiniDisplayPort、HDMI、SDメモリーカードスロット(SDXC対応)など、文句のない内容だ。液晶ディスプレイの上部には200万画素の高画質Webカメラも搭載する。ゲーム中のチャットやプレイ動画の配信などをしたい場合にも、別途カメラを用意せずに行なえる。

●フルHD液晶ディスプレイ、打ちやすいキーボードを搭載

 14型の液晶ディスプレイは、フルHD(1920×1080ピクセル)表示に対応する。液晶の配向方式は記載がないが、下から見上げた時の視野角が狭く、TNだと思われる。特に精細というわけではないものの、ノングレア仕上げで映り込みも少なく、視認性は悪くない。

 ステレオスピーカーはキーボード奥のヒンジ部に内蔵する。音響ソフトウェアとしてSoundBlaster X-Fi5が導入されている。ゲームタイトル別、コンテンツ別のプリセットも用意されており、簡単にクリアでパワフルなサウンドが楽しめる。

 キーボードの品質もよい。余裕のあるサイズでキーピッチは19ミリ、キーストロークも2ミリ確保する。キーボード下の剛性もしっかりしていて、強くタイプしてもたわむような感触はない。

 また、PCゲームで多用するW/A/S/Dキーには、目立つよう赤色で矢印が刻印されているほか、誤入力しやすい左Windowsキーを無効化する設定も用意されている。キーボードバックライトは5段階に調整できる。キーボード手前には、2ボタン独立タイプのタッチパッドを装備しているが、こちらの操作性もよい。


●パワフルな処理性能をベンチマークで証明

 ベンチマークテストで性能を確認しよう。評価機の基本スペックをまとめると、CPUがCore i7-6700HQ、グラフィックス機能はGeForce GTX 965MとIntel HD Graphics 530(CPU内蔵)のハイブリッド、メモリが16GB、メインデータストレージはM.2 SSD(SAMUSUNG SM951)、OSは64bit版Windows 10 Homeという内容だ。

 CINEBENCH R15のCPUテストでは、677という高いスコアが出ている。同じ第6世代のCore i7でもTDP 15WのCPUを搭載したモバイル系ノートPCのスコアは300~330程度であり、クアッドコアCPUならではのスコアが出ている。同CPUを搭載したより大型のモデルにも見劣らないスコアであり、ボディはコンパクトでもCPUのパフォーマンスはきっちりと引き出せていることも分かる。

 3D描画性能も優秀だ。3DMark、FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク、いずれもGeForce GTX965M(2GB)搭載機として水準以上のスコアであり、性能をきっちりと引き出すことができている。

 PCMark 8については、GeForce GTX 965Mを指定することができず、Intel HD Graphics 530利用時のスコアとなっている。これはNVIDIA Optimus Technologyによるハイブリッドグラフィックスを採用する製品に共通する仕様だ。

●静音性、放熱設計も優秀

 公称のバッテリー駆動時間は約3時間と短いが、bbench 1.01(海人氏・作)を利用した実測では、残り5%になるまで5時間8分動作した。設定内容は、無線LANで常時接続し、60秒間隔でのWebサイト訪問、10秒間隔でのテキスト入力を行なう設定で計測した。電源プランは「バランス」で、バッテリー駆動時のディスプレイの輝度は40%で固定している。WebブラウジングにはIntel内蔵GPUが使われるため、外部GPUでゲームをすればやはり公称値程度の時間になると思われるが、通常のノートPCとして使うぶんにはそれほどバッテリーが持たないというわけではないようだ。

 静音性も優秀な部類だ。アイドル時や低負荷時はほとんど聞こえない。高負荷をかけるとそれなりに上昇するが、排気口が背面と使う人間からは一番遠くにあることもあって、それほど大きい音にはならない。放熱性能もしっかりしており、FINAL FANTASY XIV:蒼天のイシュガルドベンチマーク(DirectX11、最高品質)を15分ほどループさせた後でも手が多く触れるパームレストは体温以下の温度に保たれていた。

●扱いやすいボディーとコストパフォーマンスが魅力

 マウスコンピューターのPCはコストパフォーマンスで定評があるが、今回はコラボモデルということで、さらに価格は抑えられている。評価機と同様の標準構成で14万9800円(税抜)。ベースとしたプラチナモデルの標準構成(NEXTGEAR-NOTE i4600PA1、税別15万9800円)との差額からしてもかなり買い得感は高いといえる。

 ゲーミングノートPCとしてはコンパクトな重量2kgのボディは、とても扱いやすい。それでいてCore i7-6700HQとGeForce GTX 965Mによる本格派のゲーミングパフォーマンスを備え、超高速のM.2 SSD、将来有望なUSB 3.1 Type-Cも搭載する先進性を持つ。外に持ち出してゲームをしたいユーザーのほか、あまり置き場所をとらない高性能PCが欲しいというユーザーにもぴったりだろう。

最終更新:7月12日(火)16時4分

ITmedia PC USER

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