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茨城県の耕作放棄地がメガソーラーに、売電収益の一部は地域に還元

スマートジャパン 7月12日(火)20時5分配信

 2014年5月1日に施行された「農山漁村再生可能エネルギー法」により、第一種農地を太陽光発電所の建設地として転用できるようになった。太陽光発電事業を手掛けるいちご ECOエナジーはこれを活用し、耕作放棄地を活用した太陽光発電所の建設を進めている。2016年7月11日から、茨城県取手市で建設を進めていた2カ所で発電所が稼働を開始した。同法にもとづき、売電収入の一部は地域に還元される。

 取手市下高井に建設した「いちご取手下高井北 ECO 発電所」は、約1万5000平方メートルの農地に3978枚のパネルを設置した。パネル出力は約1.03MW(メガワット)で、年間発電量は一般家庭326世帯分に相当する約117万3000kWh(キロワット時)を見込んでいる。

 もう1カ所の「いちご取手下高井南 ECO 発電所」は、6545平方メートルの農地に2088枚のパネルを設置した0.54MWの発電所である。年間発電量は一般家庭169世帯分に相当する60万9000kWhを見込んでいる。2カ所の発電所に使用した太陽光パネルはインリー製で、パワコンは明電舎製を採用した。発電所の施工は日本ベネックスが担当している。

 いちご ECOエナジーは日本全国で太陽光発電事業を行っている。今回の2カ所が稼働したことで、累計発電所数は30カ所、合計の出力規模は49.32MWになった。現在も大型の太陽光発電所の開発を進めており、現時点で2019年度までに稼働する発電所は合計36カ所、約113MWとなる見込みだ。

最終更新:7月12日(火)20時5分

スマートジャパン