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岩佐亮佑 鮮やかな3回KO勝ち「ちょっと物足りない」

デイリースポーツ 7月12日(火)22時56分配信

 「ボクシング 56・0キロ契約10回戦」(12日、後楽園ホール)

 IBF世界バンタム級8位の岩佐亮佑(26)=セレス=が、IBF世界フェザー級10位のパトムシット・パトムポン(34)=タイ=を3回2分17秒KOで下し、昨年6月の世界挑戦失敗から再起3戦目を飾った。

 一度もKO負けの経験のない世界ランカーを4度もマットにはわせた。2回に巻き込むような左ボディーアッパーを突き刺し最初のダウンを奪うと、3回には右アッパー、さらに左アッパー2発で計4度のダウンを奪いKOしてみせた。

 「フルラウンド闘って、一発もらわないようにしようと思っていた。3回ではちょっと物足りない。やろうとしていたこともあったので…」と静かに笑った。

 慎重に距離を測り、絶妙なタイミングで繰り出す左右のボディーが効果的だった。「左相手にボディーが効くのは前回分かっていたので頭にありました。ボディーが当たってリズムが変わった。アッパーは顔が下がってきたので出た。アッパーは後半に狙っていたけど、練習通りです」と振り返った。

 この日、会場に熊本地震で被害に遭った親戚を招待した。さらに会場入り口で被災者支援の募金活動も行った。「自分にできることはこれくらいしかありませんが、励ますことができればうれしい」と話した。

 昨年6月、英国でIBF世界バンタム級王者のリー・ハスキンス(英国)に敗れた。今後はスーパーバンタム級で世界再挑戦を目指す。7月20日の和気慎吾(古口)、9月16日の長谷川穂積(真正)の世界戦(いずれも大阪)には足を運ぶという。「日本人といえども僕にとってはライバルだし、敵。誰が勝っても挑戦したい。1階級上の世界ランカー相手のKO勝ちはアピールできたと思う」と目を輝かせた。

 小林会長は「チャンスがあれば次戦でもやりたい」と意気込んだ。岩佐の再挑戦が幕を開けた。

最終更新:7月12日(火)23時0分

デイリースポーツ