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三反園氏 脱原発をアピールしたとは言い難い

qBiz 西日本新聞経済電子版 7月12日(火)10時52分配信

 鹿児島県知事選の初当選から一夜明けた11日、記者団の取材に応じた三反園訓氏は川内原発への対応について語らなかった。だが、県独自に安全性を検証する方針を10日に示しており、地元では波紋が広がるばかりだ。

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 原発が立地する薩摩川内市。知事選での得票は、三反園氏が現職の伊藤祐一郎氏を7票上回った。自営業川畑清明さん(60)は「原発関連の仕事が多い“原子力村”で市民が反対の声を上げ始めた」と喜ぶ。

 ただ、保守層を取り込むためか、三反園氏が選挙戦で脱原発をアピールしたとは言いがたい。原発停止や安全性を検証する委員会の設置で政策合意し、立候補を見送った平良行雄氏(56)は「合意を果たさせる」と強調。検証委員会にも「メンバーを送り込む」とくぎを刺す。

 原発推進派の不動産業堀武芳さん(50)は米軍基地を巡る、国と沖縄県の対立を重ね合わせ「国と戦うパフォーマンスを見せるかも」と危ぶむ。

 選挙戦でつじ立ちをして伊藤氏への支持を呼び掛けた同市の岩切秀雄市長(74)は11日、報道陣の要請を受け、記者会見した。新知事誕生に言葉を選びながらも言い切った。

 「国が稼働を認めた原発は止まらない」

西日本新聞社

最終更新:7月12日(火)11時13分

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