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【MLB】前田健太と呉昇桓も有力候補に 米メディアが前半戦終了時点で新人王予想

Full-Count 7月12日(火)13時27分配信

元NPBの2投手が活躍、前田は2001年イチロー以来の新人王に輝けるか

 メジャーリーグは10日(日本時間11日)で前半戦を終了。12日(日本時間13日)にはパドレスの本拠地サンディエゴでオールスターが開催される。米CBSスポーツ(電子版)は、前半戦終了時点での個人タイトルを予想。新人王候補として、ドジャースの前田健太、カージナルスの呉昇桓と、日本球界から海を渡った2人の投手が名を連ねている。

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 ナ・リーグの新人王で筆頭に挙げられているのは、ドジャースで前田とチームメートのコリー・シーガー内野手だ。開幕前から今年のMLBで最高のプロスペクト(若手有望株)と評価されていたが、打率.297、17本塁打、42打点、60得点と期待通りの活躍。実力を存分に発揮しており、このまま順調にシーズンを送れば、タイトルの最有力候補となることは間違いない。

 野手では、リーグ5位タイの21本塁打をマークしているトレバー・ストーリー(ロッキーズ)、リーグ9位の打率.315を誇るアレドミス・ディアス(カージナルス)の名前も挙がっている。

 一方で、投手にも優秀なルーキーが揃う。記事で候補とされているのは4人。メッツの左腕スティーブン・マッツは16試合登板で7勝5敗、防御率3.38、ブルワーズの右腕ジュニオール・ゲラも13試合先発で6勝1敗、防御率2.93と活躍している。

 そして、ここに元NPBの2人の名前も加わっている。

前半戦で100イニング超の前田、安定感抜群の呉昇桓は前半戦終盤からクローザーに

 前田健太は18試合に先発し、8勝6敗、リーグ12位の防御率2.95。前半戦だけで103回2/3を投げており、先発投手としてマッツの96回、ゲラの82回1/3を上回る。打球直撃などのアクシデントもありながら、怪我人続出のドジャースで先発ローテーションを守っていることは、地元メディアでも高く評価されている。シーズン終了後に、チームメートのシーガーと新人王を争うことになるのだろうか。

 また、元阪神の呉昇桓に対する評価も高い。リーグ2位の45試合に登板し、2勝無敗2セーブ14ホールド、防御率1.59と圧巻の成績。守護神のローゼンタールが不調のため、前半戦終盤からはクローザーを任されている。WHIP(1イニングあたりのヒット+四死球)も0.86と優秀で、シーガー、前田の強力なライバルとなりそうだ。

 ア・リーグでは、9勝2敗、防御率2.11のマイケル・フルマー投手(タイガース)、打率.282、11本塁打、36打点のノマー・マザラ外野手(レンジャーズ)が有力候補とされている。

 前田が新人王に輝けば、日本人選手としては2001年のイチロー(当時マリナーズ)以来。NPBで実績のある選手がルーキーイヤーに活躍すると、新人王にふさわしいのか必ず議論が沸き起こるが、今季終盤にもそんな事態になるのか。前田と呉昇桓には、議論を呼ぶほどの活躍を期待したいところだ。

フルカウント編集部●文 text by Full-Count

最終更新:7月12日(火)13時55分

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