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初夏のミニ祭り! 最新「MINI」オールラインナップ試乗レポート

オートックワン 7月12日(火)20時9分配信

現行モデルで早くも3代目となる新世代MINI

クラシックミニと呼ばれるBMC時代のミニに対して、BMWが商標を取得して開発されたのがニューミニ(BMWミニ)である。

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2001年に初代がデビューした時には賛否があったが、BMWグループのプレミアムスモールとして独自のキャラクターや走りなどが高く評価され、現在に至る。

初代は3ドアとコンバーチブルと言うシンプルなモデルラインナップだったが、2006年に登場した2代目はキープコンセプトながらも3ドア、クラブマン、コンバーチブル、クーペ、ロードスター、カントリーマン、ペースマンと「一つのベースモデルでここまでできるのね」と感心するくらいのボディバリエーションが話題となった。また、全てのボディにスポーツバージョンのJCW(ジョン・クーパー・ワークス)をラインナップするなど、「ミニワールド」を形成していった。

ミニシリーズは今も続々と増殖中

現行モデルとなる3代目は2013年に登場。ミニらしさは不変だが、ボディサイズの拡大により3ナンバーとなった。シャシーは新設計され、ゴーカートフィーリングと快適性のバランスも大きく高められた。インテリアはセンターメーターが廃止されたものの、遊び心のあるデザインは健在で、更に機能性や質感もレベルアップされた。

2代目同様にモデルが増殖中で、現時点では「3ドア」、「5ドア」、「コンバーチブル」、「クラブマン」がラインナップされている。4月に2つの新クリーンディーゼルエンジン(1.5/2.0リッター)が追加されたが、それに合わせて「ミニ祭り」とも言えるオールラインナップ試乗会が開催された。

全てではないが、いくつかのモデルに試乗できたので報告しよう。

まず1台目は「MINI COOPER D 5 DOOR(ミニ クーパーD 5ドア)」。

ミニと言えば3ドアのイメージが強いが、このクラスのハッチバックの主流は5ドア…。「個性/ファッショナブル」に「実用性」を求めるユーザーに向けたのが、ミニ5ドアだ。

ホイールベースを70mm延長しドアを2枚プラスしているが、ロングボディ化に際してルーフは短め、リアウィンドウの角度は強めに傾斜させることで、外観が間延びせずスポーティなルックスに仕上がっている。ホイールベース延長は後席の居住性に割り当てられており、劇的には広くはないが実用性は十分なスペースを確保している。

エンジンは新開発された1.5リッターの直列3気筒直噴ディーゼルターボ(116ps/270Nm)と6速ATの組み合わせである。

さすがに1500ccなので超トルクフル…と言う感じではないが、排気量を感じさせない力強さと軽やかに回るエンジンのフィーリングはミニのキャラクターにも十分マッチしている。

3気筒ディーゼルと聞くと振動や騒音が気になるが、何も知らされなければ3気筒と解らないレベル。恐らく3気筒特有のビートとディーゼルノックが上手く打ち消し合っているのだろう。

ディーゼルを搭載していると「ハンドリングは鼻先が重く」となりがちだが、クーパーDはディーゼル搭載を感じさせない軽快なハンドリングであった。

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最終更新:7月12日(火)20時9分

オートックワン