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【高校野球】「連合チームVS優勝候補」 滋賀学園が2季連続甲子園へ快勝スタート

Full-Count 7/12(火) 14:32配信

11人の連合チーム石部・信楽に1回戦で大勝

 7月11日、第98回高校野球選手権滋賀大会1回戦が県立彦根球場で行われた。11人対80人。連合チームで挑んだ石部・信楽と優勝候補筆頭の滋賀学園との間には人数的にも戦力的にも埋め難い差があった。

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 初回、滋賀学園のエース・神村月光(2年)は立ち上がりにほぼストレートのみで2者連続三振を奪う。投球練習では高めに浮く球が目立っていたが、打者が立つと低めにビシバシ決まった。

 石部・信楽にとって球威あるストレートを芯で捉えるのは難しいかと思われたが、3番・山添凌輔(3年)が2ストライクからそのストレートを浅めに守っていたライト左へ弾き返す。

 山添は出塁すると投手でありながら大きなリードを取り、神村からの3度の牽制を全て手から滑り込んで帰塁。しかし、4番・小林遥哉(3年)に4球投げ込んだ後、セットポジションに入る前にわずかながら大きなリードを取ると、神村はその一歩を見逃さず牽制で刺した。

 初安打は打たれたものの、神村が立ち上がりを実質3人で片付けると、その裏、1番・山口竜輝(3年)が放った何でもないショートゴロが滋賀学園の猛攻開始の合図だった。

2回は打者二巡に近い17人による攻撃で一挙12得点

 山口は俊足を生かして内野安打で出塁し、2番・井川翔(3年)の初球にすかさず盗塁を決める。井川がレフトにフライを打ち上げると、打球判断を誤り適時二塁打となって1点を先制した。

 馬越大地(3年)が三塁線を破る適時二塁打で続き、この後さらに小浜崚史(2年)の適時二塁打などで3得点。いきなり打者一巡の攻撃で5点を奪った。自らも適時打を放った神村は2回も2つの三振を奪い無失点。8球でアウトを3つ取りベンチに戻ると、滋賀学園打線は直後の2回、初回を超える攻撃を見せる。

 先頭・井川のショート強襲の二塁打から加点し、無死一、二塁からのワイルドピッチで一気に本塁を狙った松岡立城(3年)がタッチアウト。1死一塁からのエンドラン成功で三塁を狙った一走・後藤克基(2年)が石部・信楽のセンター・小林の好返球で刺される場面はあったものの、誰も凡退しない。

 2回裏の攻撃が終わったのは、2死となってから11人目の打者の西村大樹(3年)がサードゴロでアウトになった時。9番打者の西村だが、2回終了時点ですでに3回も打席に立っていた。この回は打者二巡に近い17人による攻撃で一挙12得点を挙げた。試合の大勢がすでに決まっていても、四球で一塁に歩く際はバットを投げずに静かに地面に置く、ワイルドピッチがあった時は打者がキャッチーマスクを拾い、ユニフォームで拭いてから渡すなどの姿勢は変わらなかった。

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最終更新:7/12(火) 14:40

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