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県内、開票作業大幅遅れ

カナロコ by 神奈川新聞 7月12日(火)7時30分配信

 10日投開票の参院選で、県内では11日朝まで開票作業が続いた。一部開票所では前回(2013年)と比べ、大幅に遅れが生じた。

 横浜市港北区では、比例代表の開票で立会人の1人が細かく票を点検して作業が遅れ、開票結果の確定時刻が見込みより6時間半遅れた。区選管によると、10日午後9時15分の開票直後から、立会人を務めた生活の党関係者の男性が、票の束をばらして1枚ずつテーブルに並べて数え始めた。得票数に誤りもあり、確定は県内で最も遅い11日午前9時半にずれ込んだ。

 同市瀬谷区では、選挙区の開票結果が投票者総数よりも多いとして集計作業をやり直した。いったん片付けた計数機などを出し直し、全ての票を再集計した結果、100票ごとにまとめた束の一つで、実際には89票しかなかったことが判明。前回午前0時15分だった選挙区の確定は、同2時14分だった。

 同市鶴見区でも投票者総数を数え直すなどした影響で、選挙区の再確定が同5時25分と、県内で最も遅かった。前回は同0時45分だった。

 県選管では、選挙区は同1時、比例代表は同3時までの確定見込みだったが、このほかにも多くの開票所で遅れが出た。県選管は「作業のスピードも大切だが、選挙で一番優先しなければいけないのは正確性。各選管がミスを出さないという責任を果たそうとした結果ではないか」と推測した。

最終更新:7月12日(火)7時30分

カナロコ by 神奈川新聞