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井上ひさしさん「母と暮せば」 16日、相模原市で朗読会

カナロコ by 神奈川新聞 7月12日(火)17時53分配信

 長崎の原爆の悲劇を描いた「母と暮せば」小説版の著者・井上麻矢さん(49)による朗読会が16日、相模原市緑区の県立相模湖交流センターで行われる。作品は故・井上ひさしさん原案。昨年山田洋次監督が映画化したシナリオを、井上さんの三女で劇団「こまつ座」代表でもある麻矢さんが小説に仕立てた。「父・井上ひさしを語る」トークライブと2部構成で、平和への祈り、家族への愛を伝える。

 「母と暮せば」は、広島を舞台に父と娘の物語が展開する傑作戯曲「父と暮せば」の対になる作品として、井上さんがアイデアを温めていたが、執筆まで至らなかった。

 今回は井上作品の上演を通じて平和を訴える「こまつ座」の活動の一環として、著者による朗読という形で企画。交流センターが「ぜひ当館で」と応じて、相模湖で初演を迎える。

 「プロの俳優ではないので、ボイストレーニングを一から始めた」という麻矢さん。朗読は、小説を抜粋・再構成して40分ほど。「父の仕事を、朗読&講演で多くの人に知ってもらいたい」

 公演は午後2時から。一般2千円、学生千円。申し込み・問い合わせは、交流センター電話042(682)6121。

最終更新:7月12日(火)17時53分

カナロコ by 神奈川新聞