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THAAD配備に北朝鮮が初の公式反応、「場所確定すれば物理的な対応措置取る」

ハンギョレ新聞 7月12日(火)17時19分配信

人民軍砲兵局、THAAD配備決定から3日後 外務省も「朝米のニューヨーク・チャネルを完全に遮断」と米国に通知 中国とは友好協力条約締結55周年の祝電を交換

 韓米政府の在韓米軍の地上配備型迎撃システム「高高度防衛ミサイル」(THAAD<サード>)配備の決定が発表されてから3日後の11日、北朝鮮が「朝鮮人民軍総参謀部砲兵局の重大警告」の形で初めて公式の反応を示した。北朝鮮は「朝鮮半島周辺国の反対」と「米国・南朝鮮(韓国)同盟を軸とするアジア版の北大西洋条約機構(NATO)の構築」などと言及し、韓米日三角類似同盟とこれに対抗する朝中ロの反対を遠回しながらも強調した。

 北朝鮮は「砲兵局の重大な警告」を通じて「世界制覇に向けた米国の侵略手段の『THAAD』体系が南朝鮮に居座る位置と場所が確定するその時刻から、それらを徹底的に制圧するための我々の物理的な対応措置が実行されるだろう」と主張した。北朝鮮は「米国・南朝鮮の同盟を主軸とするアジア版『NATO』を構築することで、東北アジア地域の大国らを牽制し、軍事的な覇権を握ることに真の狙いがある」とした上で、「世界各国からの反対と排撃」、「朝鮮半島周辺国の反発」などと、THAAD配備の決定に強く反発する中国とロシアについて、直接的な言及は控えながらも、その存在を強調した。

 さらに、北朝鮮は、米国が金正恩(キムジョンウン)朝鮮労働党委員長兼国務委員長を人権侵害の疑いで制裁対象に指定した事実と関連し、外務省声明(8日)で予告した通り、朝米間のニューヨーク・チャネルを完全に遮断することを米政府に通知したと、朝鮮中央通信が同日報じた。

 北朝鮮は中国政府とは朝中友好協力および相互援助条約'(中朝友好条約)締結55周年を迎え、祝電を交わした。金正恩委員長は、中国の習近平国家主席に祝電を送り、「中国同志らと共に朝中親善協力関係を発展させていくことで、東北アジア地域の平和と安全の守護に積極的に貢献する」ことを明らかにしたと朝鮮中央通信が報じた。同通信は、習主席も金総書記に祝電を送り、「中国側は朝鮮側とともに戦略的な意思疎通を強化し、交流と協力を促進させ、中朝関係を引き続き発展させて両国と両国の人民に福利をもたらす用意がある」と強調したと伝えた。

キム・ジンチョル記者(お問い合わせ japan@hani.co.kr )

最終更新:7月12日(火)17時19分

ハンギョレ新聞

TEDカンファレンスのプレゼンテーション動画

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